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MACROSS PLUS ORIGINAL SOUNDTRACK ▲ 曲リスト ▲ CDデータ→
1.National anthem of MACROSS
▲ CDデータ ▲ ←曲リスト 曲に関して→ ●アニメタイトル マクロスプラス ●作曲 菅野よう子 ●演奏 イスラエル・フィルハーモニー・オーケストラ ●発売元 ビクター エンタテイメント株式会社 ●発売日 1994年10月21日 ●CD番号 VICL-570 ●定価 \3,000 ▲ 曲についてあれこれ ▲ ←CDデータ リンク→ マクロスプラスのサウンドトラックです。菅野よう子率いるイスラエル・フィルハーモニーによる演奏はスケールの大きさを感じさせてくれます。全体的にクラシック的な雰囲気が高いCDです。ですがシャロンによる数曲も入っており、また主題歌ともいえる「VOICES」も収録されています。これ1枚あればマクロスプラスの世界を堪能できます。またシャロンファンも抑えておきたい1枚でしょうね。 マクロスプラスの劇中ではサントラの曲の「一部」のみを取り出して使用されてるケースがほとんどです。でも、このCDを聴いた方ならわかるように1曲1曲がしっかりと作られていて、CDの初めから終わりまでじっくりと聞けるCDです。 曲はマクロスプラスのみならず、同時期(1994-1995年)にテレビ放映されていた「マクロス7」にてもBGMとして度々登場していました。マクロス7のサウンドトラックが無いのは、マクロスプラスの曲を使っていたからなんです(でも、マクロス7の曲はほとんど歌だったりしますが(^^;)。 マクロスプラスのCDは、この他にもサントラの2枚目、シャロンのCD、劇場版のCDと計4枚出ています。その中ではこの1枚目のCDと劇場版のはお気に入りです。 ちなみに、このCDとマクロスプラス、どうも違う世界に足を踏み入れるきっかけとなった貴重な作品です。4年前、この作品に出会っていなければ、きっと違う人生を歩んでいたでしょう(^^;(果たしてそれが良いことか、悪いことか、自分にもわかりません) CDのジャケットは表紙が三角形の石版上にシャロンのマーク。バックに青い空。およ、マイクロソフトのまわし者?と思わせる雰囲気が少々あります。裏は背景が黒で、空を見上げるシャロン、正面を見つめるがルド、操縦席にいるイサム、右上には惑星を背景としたVF-17(?)がのってます。中には演奏しているイスラエル・フィルハーモニーの写真や劇中使用されたアニメの画面がでています。 Notes : マクロスプラス……マクロスプラスは超時空要塞マクロス(テレビシリーズ)の35年後の世界を描いたOVA。地球からはるか離れた惑星エデン。舞台はそこで展開される。次世代主力戦闘機の開発競争にいそしむ主人公イサムとガルド。一方、極秘裏に統合軍に開発が進む『戦闘から感情を排した』人工知能を搭載する戦闘機開発。そして、高校時代の親友であるミュンがシャロンという歌を歌うロボットのプロデューサーとしてエデンに帰ってきた……物語はここから始まる。 この作品はOVA4話構成ですが、劇場映画化もされました。また、海外にも輸出されました。記憶によれば本格的にCG(コンピュータ・グラフィックス)を取り込んだ初めての作品だと思います。
1.National anthem of MACROSS
トップを飾るのはマクロス統合軍のテーマ。統合軍30周年記念の式典で使用された曲です。マクロス7では序盤のマクロスの歴史を語る場面で使われていて、記憶に残っておられる方も多いかと思います。ゆっくとトランペットのソロから曲がはじまり、次第にパートがふえていく、まるでマクロスの世界の広がりを予感させてくれるようです。2.Fly up in the air 〜 Tension
イサムがエドワード空軍基地でYF-19を使ったテスト飛行の曲です。「ヒャッホー!!」とイサムが叫び、空に煙幕で竜鳥を描く場面で使われました。とても軽快な曲です。曲の後半部分はガルドのYF-21の離陸シーン、ガルドの脳内イメージを表現してる曲です。2曲あわせて「空へ!!」といったところでしょう。3.After, in the dark 〜 Torch song
この曲の前半はOVAの1巻から3巻のエンディングに使われたシャロンが歌う曲です。いかにも「to be continued」(つづく)の雰囲気バッチリと思うのは僕だけでしょうか。後半部は「Torch song」。4巻のラスト付近、イサムがシャロンから誘惑されるシーンです。映画版ではイサムの空に馳せる想い、スピード感を、シャロンがイサムに幻覚を見せることで実現させている場面です。Torchとは英語の「たいまつ」「光」「光明」といった意味があるようで、イサムの求めるイメージそのものといったところでしょうか。4.MYUNG Theme
ミュンのテーマ。VOICESのオーケストラアレンジです。寂しげなピアノソロからオーケストラへと演奏が広がっていきます。ピアノソロの部分は4巻のガルドの特攻シーン。中盤の弦楽器の協奏部は3巻で、ミュンとイサムが山頂から飛び立つ巨大な竜鳥を見上げるシーンに使われました。マクロスプラスの世界観を象徴するような曲のようにも思います。5.Bees and honey
このCDの中では珍しく明るい曲。剣の舞を思わせるようなテンポの良さは、運動会の曲をイメージさせます(^^;6.In captivity
captivityというのは「とらわれの身」「監禁状態」といったような意味。曲が暗いです。7.More than 3cm
ゆったりとしたピアノの曲。8.VOICES
ミュンが歌うマクロスプラスの主題歌。4巻ではエンディングテーマとして使われていました。この歌詞には打たれるものがあります。歌詞がとても幻想的で「見たこともない場所 そこが帰る場所」といった表現など、良いです。9.Break out 〜 Contabile
「Break out」は2巻のガルドのYF-21による飛行実験の場面で使われました。CGで処理されたミサイルを避けるシーンには当時圧巻されたものです。後半部は4巻でガルドが過去の記憶を取り戻し、イサムのYF-19とYF-21が一緒に竜鳥飛び(エンジンを切ってジェット気流のみで飛行すること)の場面で使われていました。つかの間の平穏となるわけですが・・・。「Contabile」は意味がわかりませんがcontactの接触のような意味でしょうから触れ合いといった意味あいかなと思います。10.Very little wishes
ほんのわずかな望み−。ゆったりとした弦楽器は、眠る前のレクイエムといった感じです。使われた場所は忘れてしまいました。11.SANTI-U
おなじみシャロンのテーマ。はっきりいって徹底的に不気味なイメージを醸し出してます。シャロンの登場シーンに度々登場しました。映画版では冒頭シャロン登場シーンから使用されていた曲です。人工知能を持つシャロン、実際はミュンが足りない感情を補完していた。だがマージの野望により、シャロンは無人戦闘機ゴーストに搭載されたものと同じタイプの人工知能チップを手にすることとなる。これにより、シャロンは1つの人格を手に入れる、、、といった暗いイメージが漂います。どこか宗教的な雰囲気も出ています。 ▲ このCDに関するリンク ▲ ←曲に関して
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