[[Pocketstudio.jp Linux Wiki]]
 %%すみません、私が療養中に Xen のバージョンあがってしまってました(^^;; ここも、近いうちに Xen3 の情報を扱えるようにしたいと思っています。%%
 
 Xen 公式サイト管理者の Ian Pratt 氏 より各種ドキュメント類の翻訳許諾を得ております。10月下旬まで FAQ および ドキュメントを最新版に更新予定です。
 現時点で情報が古い箇所がありますが、Fedora Core 6 のリリースにあわせて改訂される動きがあるため、状況に合わせて書き換えていきます。なお、今回は Wiki での編集・凍結語、PDF でのリリースを検討しています。
 現時点では情報が古いので『参考バージョン』としてお考え下さい。by [[管理人>前佛]] 2006-10-11 22:49:30 (水)
 
 ※ごめんなさい、情報古いです!! 本当はこちらに力を入れたかったのですが、Fedora Core 6 リリース間近ということもあり、そちらを優先させています。予定コンテンツとしては FAQ を最新に更新したり、Fedora Core との連携など、運用方法のまとめサイトを目指します、しばしご猶予を願いますm(_ _)m  by [[管理人>前佛]] 2006-10-06 21:18:20 (金)
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 #contents
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 * Xen News [#e96003ba]
 - 2006年12月20日(水) Xen (Xensource によるオープンソース GPL2版) 最新版 Xen 3.0.4 が公開されました
 -- 主な変更点は HVM ゲスト OS が 3.0.3 よりも安定するようにソースコードが書き直されている点です。特に SMP/ACPI Linux サポートと Windows の動作環境を改善しました。
 -- 他には Xen と domain 0 の kexec/kdump 対応や、仮想並行化(paravirtualised)ゲスト OS のグラフィカルなフレーム・バッファの対応、新しい XenAPI 管理インターフェースの仮提供、IA64(IPF) や電源管理における機能拡張です。
 -- ただ、Xen 3.0.4 は Xen 3.0.5 に向けた仮リリース(2007年の早い段階でリリース予定)であり、現時点では HVM の保存・復旧機能は開発段階にあります。
 -- http://xenbits.xensource.com/xen-3.0.4-testing.hg
 --(情報源:[[[Xen-devel] Xen 3.0.4 released!>http://lists.xensource.com/archives/html/xen-announce/2006-12/msg00000.html]])
 
 - 2006年10月17日(火) Xen 最新版バージョン 3.03 が公開されました。今回のリリースで追加された機能は以下の通りです。
 
 - 2006年10月17日(火) Xen 最新版バージョン 3.0.3 が公開されました。今回のリリースで追加された機能は以下の通りです。
 -- 新 CPU スケジューラの搭載により、CPU 負荷軽減、CAP((capability:プロセスが他のプロセスになりかわれる。Xen 上でのドメイン管理機能が強化されたという意味だと思われます)) 機能、SMP 自動負荷分散(ロード・バランシング)機能が組み込まれ、より簡単に使いやすくなります。
 -- Xen-oprofile を用いることで性能測定やコード・パスの最適化を行います。
 -- "hvm" の大規模な機能改善により、Windows や主な Linux OS などはゲスト OS 向けの変更をせずとも動作するようになります((原文は "greatly enhanced support for unmodified ("hvm") guests including Windows and legacy Linux operating systems " です。誤訳かもしれません。))。
 -- ダイナミック・アロケーション(Dynamic-allocation=動的割り当て)の実装と、"blktap/qcow"によるディスクのコピー・書き込みが可能となります。
 -- ゲスト OS 上でのパケット分割方式を改良(segmentation off-load)し、ネットワーク性能を向上します。
 -- IA64(IPF) システムをサポートしましす。電源管理も行えます。 
 
 --(情報源:[[[Xen-devel] Xen 3.0.3 released!>http://lists.xensource.com/archives/html/xen-devel/2006-10/msg00733.html]])
 
 * Xen ダウンロード [#r8cc2407]
 
  Xen は Tar 形式のみだけではなく、Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 4.4、SUSE Enterprise Linux 10、Fedora Core 5 向けに、それぞれ RPM パッケージによる Xen 本体、Domain-U、Domain-0 カーネルパッケージが提供されています。&br;
  Xen を実際にインストールしなくとも、どのような動作をするのか確認出来るようなデモ用 CD イメージも配布されています。
 
 - ダウンロードページ (公式サイトへ、英語です)
 -- http://www.xensource.com/xen/downloads/index.html
 
 * Xen 公式ドキュメント日本語訳 [#o6171974]
 
 - [[Xen ユーザーズマニュアル日本語版2.0 (ドラフト版)>Xen/Docs/ユーザーズマニュアル日本語版2.0]]
 - [[XenFaq - Xen 公式 Wiki 日本語訳>Xen/XenFaq - Xen 公式 Wiki 日本語訳]]
 
  開発チームの Ian Pratt 氏に翻訳および公開許可を頂いています。氏に感謝いたします。
 
  ドキュメントは整備中で止まっています。殆ど終わっていますが、後ろの方は欠けてます。逐次整備しますのでお待ち下さい。誤記や誤訳等ありましたら直接 wiki を編集いただくか[[管理者>前佛]]宛に連絡を下さい。
 
 
 * Xen に関する日本語情報 [#hb07ed6c]
 
  Xen というのは VMware をご存じのかたなら分かると思いますが「仮想マシン」環境を構築するためのソフトウェアです。「仮想マシン」というのは、1つのサーバなりPC上で、あたかも複数マシンが動作しているような、複数のOSが動作している環境の事です。
 
  ただし、Windows は色々な問題があって「現時点では」動かないそうです。詳しくは日本語訳 FAQ をご覧下さい。
 
  Xen は Fedora Core 4 を中心に開発が進んでいます。2005年の夏にはバージョン 3.0 がリリースされる予定ですけど、どうなんでしょ、このまま秋、冬頃のリリースですかねぇ。
 
  オンライン上にあまり一次リソースに近い資料が少ないようなので……というわけで、こちらも情報収集&翻訳プロジェクト開始です。
 
  Ian Pratt氏より Xen 公式サイトの各ドキュメント類の翻訳および公開許可を頂きました。近日中にドキュメントの改編を行うそうです。現在、ユーザマニュアルの翻訳をすすめています。(2005/08/13)
 
 
 ** Xen FAQ 日本語訳 [#z45a598e]
 
 - [[XenFaq - Xen 公式 Wiki 日本語訳>Xen/XenFaq - Xen 公式 Wiki 日本語訳]]
 
 - [[Xen による Linux 上での仮想化環境構築>Xen/Xen による Linux 上での仮想化環境構築]]
 
 - [[Fedora Xen クィックスタート 日本語訳>Xen/FedoraXenQuickStart]]
 
 ** Xen とは? [#b34cab83]
 
 *** Xen 仮想マシンモニタ [#ze47f707]
 
  最近のコンピュータの能力は、個々のオペレーティング・システム上の組み込みシステムとして多くのより小さな仮想マシン(VM)のような環境を構築するのに十分パワフルになってきています。マシンの能力を分割し、複数のオペレーティング・システムを動作させるには、ある程度の作業が必用とされます。まず第一に、仮想マシンはお互いに完全に隔てられていなくてはけません:1つの仮想マシンの動作が、別の仮想マシンに対して影響を与えることがあってはならないのです。仮想マシン上では全然関係のないユーザ同士、本当に独立したオペレーティング・システムとして動作させることができるのです。第二に、人気のあるアプリケーションでは様々な環境下での動作テストや動作保証を行うことが必用になっています。第三に、仮想化によるシステムに対する影響は最小限に抑制されるべきです。
 
  Xen は前例がないレベルの性能とリソースの確保において、多数のゲスト・オペレーティング・システムの動作・サポートを行う x86 アーキテクチャ用に設計された仮想マシンモニタです。Xen はオープンソース・ソフトウェアであり、[[GNU General Public License>http://www.gnu.org/licenses/gpl.ja.html]] の元でリリースされています。私たちは Linux 2.4 および 2.6 上において Xen を稼働させ、MySQL・Apache・PostgreSQL といった需要の高いアプリケーションを普通に走らせる事が出来ています。多くの Linux ディストリビューション(RedHat・SuSE・Debian・Mandrake)上でも OS の機能を損ねることなく動作させることができます。
 
  Linux の他にも Xen のユーザ・コミュニティによって他のシステムにも Xen は実装されています。例えば NetBSD(Christian Limpach 氏)・FreeBSD (Kip Macy 氏)・Plan 9 (Ron Minnich 氏)といったものです。Xen の初期バージョンでは Windows XP への組み込みを試みましたが、ライセンス条項に関する問題によりリリースすることが出来ませんでした。
 
 翻訳:[[Computer Laboratory - Xen virtual machine monitor>http://www.cl.cam.ac.uk/Research/SRG/netos/xen/index.html]]
 
 ** Xen の情報源 [#k903b0a2]
 
 FedoraXenQuickstart&br;
 http://fedoraproject.org/wiki/FedoraXenQuickstart
 
 Fedora Procject: Virtualization&br;
 http://fedora.redhat.com/projects/virtualization/
 
 FAQ&br;
 http://wiki.xensource.com/xenwiki/XenFaq
 
 ドキュメント&br;
 http://www.cl.cam.ac.uk/Research/SRG/netos/xen/documentation.html
 
 メーリングリスト&br;
 http://lists.xensource.com/

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