[[analog/6.0/doc/analog/analog を使い始める]]
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 * Mac 環境で analog を使うには [#bcc3744e]
 簡単に説明すると:
 + analog.cfg ファイルを編集します
 + analog を実行します
 + Report.html を読みます
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  Mac バージョンの analog をダウンロードしたら、まずファイルを展開(解凍)します(展開できない場合 StuffIt Expander 等のツールを用いる必要があります)。展開後はフォルダ内に analog.cfg という設定ファイルや説明文、[[利用ライセンス:http://www.analog.cx/docs/Licence.txt]]、そして analog 本体を確認できるでしょう。analog のアイコンをダブル・クリックするとウインドウが開いて analog の解析が実行されます。実行後は Report.html という解析結果が表示されます(表示されている内容については[[解析結果について>analog/6.0/doc/analog/解析結果について]]
 をご覧下さい)。analog が何か警告を表示するかもしれませんし、そうでなければウインドウは閉じられます。
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  analog.cfg ファイルに数々のコマンドを記述することで analog の設定を行うことができます。Mac ユーザにとってはボタンを押す操作が当たり前ですが、analog の調整のためにはちょっとしたコマンドを記述しなくてはいけません。コマンドといってもシンプルかつ融通の利くものです。analog を使うために直ぐにも必要となるのが次のコマンドです
 
  LOGFILE ログファイル名  # どこにログファイルがあるか記述します
 
  ログファイルはローカル環境(自分のパソコンやサーバ)に置かれておく必要があります。analog 自身は FTP や HTTP といったインターネットを経由してファイルを取得できないからです。フォルダ内には解析のテスト用にサンプルのログファイルを同梱してあります。
 
  あらかじめ設定ファイルには設定コマンドが記述されています。ですが、それらの指定されたもの以外にも多くのコマンドが使えます。解説を読み終えたら[[基本的なコマンド>analog/6.0/doc/analog/基本的なコマンド]]から一般的によく用いるコマンドを学ぶことができます。コマンドについての詳細な解説は[[analog のカスタマイズ>analog/6.0/doc/analog/analog のカスタマイズ]]をご覧下さい。examples フォルダ内にもサンプルの設定ファイル例を置いてあります。
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  さて、一方で analog のアイコンにログファイルをドラッグするという方法で解析を行うことも出来ます。また、コマンドを記述した設定ファイルを analog のアイコンに一緒にドラッグさせて解析させることも出来ます(analog 自身はログファイルか設定ファイルかを文字列 # の有無によって認識します)。そうすることで、設定ファイル毎に analog 本体をいくつも準備するような必要はなくなります。
 
  オプションを指定する別の方法として、コマンドラインから引数を与えるという方法があります。解説中でも所々でコマンドラインのオプションを引き合いに出すことがあります。とはいっても MacOS X 以前のバージョンの Mac ではコマンドを入力することができないので、引数についての記述は無視ししてください。それと、ダウンロード時のバージョンは Darwin 版 analog をダウンロードして下さい。
 
  自分自身で analog をコンパイルしたい場合(analog は C 言語で記述されています)やソースコードを読みたいときには [[analog ホームページ:http://www.analog.cx/]] からソースを取得できます(全バージョンに対応したソースコードを提供しています)。
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