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　コラムでは技術的な側面について書かれていました。
　私はどちらかというと、法的な面でのコメントがあれば面白かったのにと思います。

　どうして日本でだれもこんなサービスを始めなかったのだろう？という疑問がありました。結局、著作権という既得利益（？）があったために、なかなかサービスとして実現できなかったのかなと。HTML のフレーム内に新聞社の記事へのリンクを張ることは法的に問題とされていたからなのかなと。アメリカの事例だと、最終的に結論を出さず"和解"となっているようです。

　日本では記事の引用を巡って「暗黙の了解」として、著作権があると主張するマスコミ勢力によって、ネット上で健全な情報の流通が妨げられていたと思います。けれども、読売新聞社が裁判に訴えた事で、逆に「事実の伝達に過ぎない情報及び時事の報道」にあたるとして、"見出し"に対する著作権は否定されています（今日現在。別の裁判や最高裁でひっくり返るかもしれません）。

　CNET Japanでは、記事の１つ１つにトラックバックが出来るような仕組みになっています。同様の事を日本の他のメディアも取り入れるべきじゃないでしょうか。

　ニュースソース（情報源）という事では、それぞれ新聞社やテレビ局の特色が出ていいと思います。ただ、情報そのもの（ニュースや事例）については、著作権という鎖で縛り付ける必要はないのではないでしょうか。

　著作権的に問題ないのでしたら、Google News で独自に記事１つ１つに対してトラックバックを出来るような仕組みにすると、面白いのかもしれません～。Google News でなくても、独自にサービスを初めても面白いかも知れませんね。

投稿者 Masato Zembutsu : 2005年06月01日 06:33

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