農業ロボ :: ロボット Robotics

2005年06月14日

　無人田植え実験、というものが今年の４月に実施されていたようです。

　GPS を使って位置を判別して、予め記憶された田んぼの形をトレースするように田植えをすすめるそうです。誤差は 10 cm 程度だったというので、まずまずの性能ではないでしょうか。複数台を同時に動作させることで、作業時間の短縮にも期待できそうです。

　田植えしたことのある方は分かるとおもいますが、苗を積むのが一番力かかりますよね。。ハウスから苗箱をトラックにつんで、それを下ろして田植機に乗せる。こういう力を使う部分でもロボットが出来れば稲作も楽になるのになー、なんて思ったりしています。

　現実的な実験として、現在ハウスの中でイチゴの高速刈り取り機の実証試験が進められているそうです。ハウス内での限られた範囲なので、比較的移動という面では問題なかったそうです。

　何でも、ロボット内蔵カメラがイチゴの赤い色を判別して収穫していくんですね。現在の収穫成功率は７割だそうで、今後はより正確に速くというのが目的となるんでしょう。

投稿者 Masato Zembutsu : 2005年06月14日 22:38

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