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この中でこんなくだりがありました。

『　あらゆるジャンルのDVDのリリース情報を提供する業界紙『DVDリリースレポート』のクリス・チベイ氏は、「今の価格は高すぎる」と明言する。「ライセンス保有者は、熱狂的なアニメオタクにしか受けないような魔法少女系の作品に対して、あまりにも高すぎる金額を要求している」　』

いやはや、ごもっとも。日本市場でも高いんですよ。。。一本6千円前後が普通の相場ですので。
でも、この値段でアニメ業界がバカ儲けしているか？というとそうでもないと思うのです。現場レベルではこの5年間で急速にセル環境からデジタル環境への移行を強いられていたようですし、かといって優れた原画作家さんはというと、うーん、どうなんだろう、京都アニメーションや GONZO はがんばってるほうだとおもいますが。

つまり、確かに高いものは高いんですが、業界を支えているという自負でもって、高い DVD を買うのもアリなんじゃないかなと思うんです。学生の時は「誰がこんな高い DVD なんか買うんだ！？」なんて DVD アニメコーナーを前に心の中で叫んでいましたが、時がたてば考えもかわるものです。。

かといって、あからさまに DVD 購入層を狙ったマーケティングもどうかと思うわけですよ。どこぞの MOE シリーズは、何かが違うような気がしてなりません。そういう点で言えばバンダイビジュアルは良い仕事してるな～と思います。

なんか人ごとのように書いてますが、ほんと、人ごとですので。。。って、正直、業界の皆さん大変だと思います。私はがんばってください、しか言えません。優れた作品があればもちろん DVD 買いますから、どうか、お体に気をつけて。

最近良かった作品は「宇宙のステルヴィア」です。毎週金曜日、酒を呷りながらステルヴィアを適当に見て涙を流してます(w だめですね、重傷です。あとは「ふたつのスピカ」ですね。両方とも DVD-BOX 買いました。大人買いですなぁ。。毎週見ていい大人が涙流して、こんなんで社会復帰できるんでしょうか。というのは別の話題なので、当件についてはこれまで。

投稿者 Masato Zembutsu : 2005年08月31日 22:09

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