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Pocketstudio.jp :: LOG :: ネットワーク社会 - Networks

2006年06月20日

忘れられた黒歴史。

 "日本におけるblogの起源とは?"

 "トラックバック"や"コメント"、いわゆるMovableTypeの"機能"を無視して考えると、日本では"個人的日記"形式のウェブは既に存在していたと思います。日記の人気ランキングを行うサイトも登場していました。

 つまり、blog のようなものとして、1995年前後の日本でのインターネット商用利用開始後よくみられた「ホームページ」の1コンテンツである「日記」が該当するのではないかな?と思います。自己紹介・日記・掲示板の3セットが日本のインターネット創世記に良く見受けられたコンテンツだったと思います。読んでて面白かったですよ、最近はブログという「型」にはまったサイトしか見られないのは残年ですが・・・。

 そういう意味では「ブログの創世記は終わった」という発言には私は同意します。ブログはインターネット関連商業誌や、当時、コンテンツ不足にあえいでいたポータルサイト運営団体によって"仕掛けられた"コンテンツのような気もします。

 ですから、私としては「日本にも以前から、ブログ“のようなもの”はすでにあった。」のほうに1票を入れます。

 当事者としては複雑ですね。語らないと忘れ去られてしまう、黒歴史として。

 黒歴史といえば、日本ではネットワーク社会は Jun-NET によるインターネットによって創世されたと考えられていますが、民間ではパソコン通信が隆盛を極めた時期もあったものです。Nifty-Serve のパソコン通信を経由して、インターネットの news グループを読めるようになったとき、時代が変わりつつあると感じました。今日ではパソ通自体が存在しないものとされているようになってるのは残年です・・・。

投稿者 Masato Zembutsu : 2006年06月20日 13:58

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