* DRAC デーモンのインストール(Installing the DRAC daemon) [#ha1a4b36]
 
  Makefile 中でインストール先のパスを指定していれば、DRAC daemon は以下のコマンドでインストールできます。
 
  # make install
 
  man ページをインストールする場合は次のコマンドです。
 
  # make install-man
 
  POP/IMAP サーバが DRACD の動いているホストと異なる場合には、/etc/mail/dracd.allow ファイルの調整が必要となります。ファイル中では POP/IMAP サーバの IP アドレスやネットワーク単位での許可指定が必須です。記述は /var/yu/securenets ファイルと同様に、ネットワークのサブネットマスクと IP アドレスの記述です。それぞれ4文字づつの構成です。ネットワークマスクは自分自身のネットワークマスクではありません。
 

 
  255.255.255.252 192.168.16.0
  255.255.255.255 192.168.16.8
  255.255.255.255 127.0.0.1
 
  上記の例では 192.168.16.0 〜 192.168.13.3 の範囲のネットワークと、IP アドレス 192.168.16.8 と 127.0.0.1 に対して許可をしています。
 
  Solaris 2.x 向けの起動スクリプト [[dracd-setup:http://mail.cc.umanitoba.ca/drac/init-solaris.txt]] があります。ファイルは DRAC のアーカイブにも含まれています。スクリプトは Linux でも同様に動きますが、 rpc.dracd を rpcgen フラグをつけてコンパイルし、標準的な場所にインストールすることをお奨めします。あるいは RedHat Linux 向けのファイル [[dracd-setup.linux:http://mail.cc.umanitoba.ca/drac/init-linux.txt]] をご利用下さい。インストール先によってスクリプトは調整が必要となります。/etc/init.d へインストールしたらを /etc/rc2.d へ S78dracd としてシンボリック・リンクを作成してください(訳者注:実際には /etc/rc3.d/S78dracd へのリンクが妥当でしょう)。手動でコマンドからデーモンを起動するには、次のようにします。
 
  # sh /etc/init.d/dracd-setup start
 
  Debian Linux の場合は[[こちらのファイル:http://mail.cc.umanitoba.ca/drac/init-debian.txt]]を試してみてください。
 
  RedHat Linux 7.0 では Colin Bloch 氏が [[DRAC のインストールと利用についての説明:http://www.ls-l.net/drac/]]へ完全にまとめられています。
 

トップ   編集 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS