DRAC デーモンのインストール(Installing the DRAC daemon) †Makefile 中でインストール先のパスを指定していれば、DRAC daemon は以下のコマンドでインストールできます。 # make install man ページをインストールする場合は次のコマンドです。 # make install-man POP/IMAP サーバが DRACD の動いているホストと異なる場合には、/etc/mail/dracd.allow ファイルの調整が必要となります。ファイル中では POP/IMAP サーバの IP アドレスやネットワーク単位での許可指定が必須です。記述は /var/yu/securenets ファイルと同様に、ネットワークのサブネットマスクと IP アドレスの記述です。それぞれ4文字づつの構成です。ネットワークマスクは自分自身のネットワークマスクではありません。 例 255.255.255.252 192.168.16.0 255.255.255.255 192.168.16.8 255.255.255.255 127.0.0.1 上記の例では 192.168.16.0 〜 192.168.13.3 の範囲のネットワークと、IP アドレス 192.168.16.8 と 127.0.0.1 に対して許可をしています。 Solaris 2.x 向けの起動スクリプト dracd-setup があります。ファイルは DRAC のアーカイブにも含まれています。スクリプトは Linux でも同様に動きますが、 rpc.dracd を rpcgen フラグをつけてコンパイルし、標準的な場所にインストールすることをお奨めします。あるいは RedHat Linux 向けのファイル dracd-setup.linux をご利用下さい。インストール先によってスクリプトは調整が必要となります。/etc/init.d へインストールしたらを /etc/rc2.d へ S78dracd としてシンボリック・リンクを作成してください(訳者注:実際には /etc/rc3.d/S78dracd へのリンクが妥当でしょう)。手動でコマンドからデーモンを起動するには、次のようにします。 # sh /etc/init.d/dracd-setup start Debian Linux の場合はこちらのファイルを試してみてください。 RedHat Linux 7.0 では Colin Bloch 氏が DRAC のインストールと利用についての説明へ完全にまとめられています。 |