* SELinux を無効にするには? [#ff95e2c5]
 
  初期セットアップ時に SELinux を有効にしても、あとから無効にしたい場合があると思います。たとえば、元々 SELinux を使う予定がなかったり、SELinux によるリソースの消費を抑えるために無効にしたい場合もあると思います。&br;
  SELinux が有効になっていると、ポリシーを確認するために HDD へのアクセスが増えたり、ログ出力による負荷、CPU リソースの約 7% を消費((書籍「SELINUX システム管理」オライリー・ジャパン p77))するようです。無効にすることで、これらオーバーヘッドや負荷の軽減を図ることができます。
 
  対象となる設定ファイルは『 /etc/selinux/config 』です。vi エディタなどで開き、5行目を【 SELINUX=disabled 】と書き換えます。
  対象となる設定ファイルは『 /etc/selinux/config 』です。vi エディタなどで開き、6行目を【 SELINUX=disabled 】と書き換えます。
 
  # This file controls the state of SELinux on the system.
  # SELINUX= can take one of these three values:
  #       enforcing - SELinux security policy is enforced.
  #       permissive - SELinux prints warnings instead of enforcing.
  #       disabled - SELinux is fully disabled.
  SELINUX=disabled
  # SELINUXTYPE= type of policy in use. Possible values are: 
  #       targeted - Only targeted network daemons are protected.
  #       strict - Full SELinux protection.
  SELINUXTYPE=targeted
  あとはサーバの再起動をすることで、SELinux が無効になった状態でサーバが起動してきます。

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