最近 Linux 系雑誌を全く目を通していなくて(金がない←笑えない)、しばらく業界(どんな?)から遠ざかっていたら、なんだか仮想化技術が面白いことになっているらしい。ネタ元は /.J。
- スラッシュドット ジャパン Red HatがKVMを支持し、RHEL搭載へ? [/.J]
簡単にまとめると Red Hat が RHEL 5 で仮想化技術に KVM を使うという事。KVM というと、PS/2 やディスプレイの切り替えスイッチを思い出してしまいまsぐあ、そうではなくて、
KVM = Kernel-Based Virtual Module
という事みたいです。「カーネル組み込み型の仮想モジュール」が妥当な訳でしょうか。
で、ちょっとこの記事は走りすぎかな。Red Hat としては最新カーネルを入れるのは、たぶん当然の方向として、その最新カーネル(現行 2/4 リリースの Linux 2.6.20)で KVM が標準実装された訳で・・・Xen との関連性は裏読みのしすぎかな?という気もしますが・・・とりあえずここによると、Fedora 7 にも組み込まれる事になっている(既定事実化かっ!?)と思ったけど、でも、 Fedora のポリシーとしては最新カーネルを組み入れる事がアレなんだし。はてさて。
/.J のタレコミによると Xen を開発している XenSource はマイクロソフトと提携していたり、Microsoft と Novell が Xen で提携していたりとか(あれ?VirtualPCに組み込むの?)、Xen の創始者は・・・はぁ、業界の動向は早うございますなぁ。・・と思っていたらここが興味深いな~。でも、Xen 程度の実用には1年という記事も有れば2年という記述もあるし。ここで OpenVZ の登場ですよ!と言ってみるテスト。
別に仮想化技術は1つじゃないんだから、Gnome と KDE みたいに選べるように出来れば良いんじゃないかな、と思う今日この頃。
参考文献(プチまとめ):
- レッドハット、仮想化技術「KVM」を支持--RHEL5で搭載へ, ZDNet Japan
- The Linux Kernel Archives, http://www.kernel.org/
- 仮想化サポートを強化したLinuxカーネル2.6.20リリース, @IT
- Linuxカーネル2.6.20リリース--仮想化技術「KVM」を統合, zdnet japan
- Linux Kernel Goes Virtual: A Challenge to Xen?, NewsForge
- KVM
- New virtualization arrives in Linux kernel, CNET
- Red Hat endorses KVM virtualization, CNET
- Linux Kernel Goes Virtual A Challenge to Xen