とりあえず、「クックブック」の検索結果を見てほしい。
O'REILLYを「オライリー」と読める方は垂涎ものであろう。
一冊数千円する本の中身の大部分が読めるのである。
しかも無料で。
SSL (openssl)の設定事例 など、これはwwwwというレベルである。
公開されている(ネットで検索可能な)本は Apache クックブック や「DNS&BIND 第4版」といったメジャー(?)どころだけでなく、UNIX パワーツール ですら、公開されているのだ。
定価 12,600 円がである。。<持ってる俺涙目m9 プギャーwwww
しかも、日本語訳に疑問であれば、Unix Power Tools オリジナル英語版 を参照することもできるのだ。
キーワードを書籍のタイトルにピンポイントにあてると、
刊行済みの多くのオライリーの書籍(もちろん日本語版)が登録されているようである。
すごいね。
今更ながら、Googleブックスにオライリーの本が多数登録されているのに気がついた。アドレスは http://books.google.co.jp/。「Google ブック検索」という名の通り、書籍だけではなく、その内容までも検索することができる便利な機能だ。
いつの間にこれほどまで情報が集積されていたのか、正直驚いた。日本でのサービスが始まったのは2007年7月。スタート当初の私の印象は「使いづらいし、どうせ著作権問題で機能しないんでしょ?」と高をくくっていた。しかし、今となってはオライリーだけでも読めることに私は価値を感じる。
機能面も充実。レビューや参照でつながる SNS 的な機能を持つ マイライブラリ も面白い要素である。☆をつけてレビューする機能も連動していて興味深い。タグをつけて本を管理できるところも便利だ。
昨今の新聞や本で、図書館で調べ物をせず、ネットで調べたものをレポートで提出することがけしからんという論評を目にした。ネット上の情報を鵜呑みにしてどうするという趣旨だったと思う。だが、実際の本が検索できるとなると話は別だ。今の学生の学習スタイルは知らないのだが、以前は図書館で調べること、そのことが目的になっていた気がする。今後ますますGoogleブックスへの情報集積がすすむと、調べるのは簡単、それで結局何が言いたいんだ?と結論や考察の部分に時間を割くことができるようになるだろう。学生にとってだけでなく、多くの人たちが図書館に行く手間から解放されるのだ。まさに革命である。なかなか時間を効率的に使えて画期的な発明としか言いようがない。
文化的側面からは、著作権の問題も取りざたされるであろう。だが、すでに英語の図書がこれだけ検索できるという現実から目を背けることはできない。はっきりいって、これは洋書のみの検索ツールだとしても非常に協力としか言いようがない。
↓結論
Google万歳。図書館\(^o^)/オワタ
こういうものが学生の頃からあれば、いろいろ変わっていたろうなぁ。正直、今の学生がうらやましい。さて、これでますます図書館に通わなくてよいという言い訳やら、引きこもりツールが増えたわけだが・・・(´・ω・`)
コメント (1)
今、高二まで、PHPHacksを毎週図書館で借りていましたが、高三になった今、Google Booksにあるのに気づきました。 すごいな Google
投稿者: PHP | 2011年04月29日 18:11
日時: 2011年04月29日 18:11