電車で酔った。まだ今もはきそうだ。船酔いしたような感覚。気持ち悪い。うげぇ。
酔ったのは、つい、うっかり本を読んでしまったから。しかも、かなり熱中してたからかな、面白い本を読むのにね。今週読んでいる本、新書なんだけど、すごく読みやすくて、色々考えさせらる。すごく集中してるのかな、地下鉄の移動時間があっという間。つまらない本なら、電車の中で立ちながら読んでいても、眠気に襲われて、ひざがカクッって折れちゃうくらいなのに。ほんと。
会社の帰り、青山一丁目駅から、大江戸線に乗り込む。今日はたまたま運が良く、座席に座ることができた。珍しいな、空いてる。さてさて、家に帰るまでのちょっとの間くつろぎますかな? だったらよかったのだけど。なんというか、脳みそ的には情報がいっぱい@おなかいっぱいなんだけど、カラダとしては激しく拒絶するんだ吐き気がする。。。
家に帰って随分たつのに、まだ小舟で揺られている気分。脳裏に浮かぶ言葉は Nice boat。それにしても、気持ち悪い。
補記
チベットの事。俺はあんまり、というより、はっきりいって、この件に関して俺自身、書く資格は無い。そう思っている。というのもね、恥ずかしい事なんだと思うんだけど、心底ね、実はチベットの旗っていうのかな、あの青いのに赤が混ざってる旗。そんな旗の意味を知らなかったし、素敵な国歌の事も知らなかったし、ダライ・ラマ猊下の事も、正直全然知らなかったんだ。中国にしたって、マスコミを通した姿しか知らないし。もう、そんな自分が情けなくて情けなくて。いまになって、あわてて色々知ろうとしてるんだけど、ってのも、ただの言い訳にすぎないよね。謝ります。ごめんなさい。
だが、資源や環境・領土・軍事問題に関しては話は別だ。そっちに関しては、毅然した意見表明を私ははする。おまえそれ、ちがうんじゃね?面と向かって、中国人と意見を交わしたい。・・・なんだけど、チベットのことは、ちょっと別かも。と、思い始めている。
オリンピックのことで、本当は複雑にリンクしている問題が、単純な正義とか人道とかいう、それらしいような、わかりやすい問題にすり替えられようとしてるんじゃないかな。状況としては、911の直後というか、もう高度な情報戦に入ってるような気がする。平和の祭典というパズワードも、ひっかかるんだナァ。
リチャードギア氏の公聴会での発言、これがもしアメリカというか世界のふいんき(なぜか変化できない)だったら、アメリカ人の「おまえが言うな」、とか、ちょっと言ってみたいな、とか。だって、60年前の戦争の後、修身とかいう日本の一種の文化とか、いろんな制度を壊したのはアメリカでしょう。なのに、ねぇ。とか。そんな、あいまいな日本人の私は、ちょっと距離を置いたほうがいいかもね、と、考えている次第であります。
だから、チベットについては、今は書かないよ。