アクセスすると、「株式会社アスキー・メディアワークス」になっていた。筆頭株主はメディアワークス、つまり、実質存続会社はメディアワークスであり、純粋な株式会社アスキーはひっそり幕を閉じたといえるだろう。
日本のコンピュータ業界史において、アスキーの西和彦氏vsソフトバンクの孫正義氏との戦いは特筆に値することになるであろう。軍配はネット時代に注力した孫氏にあがった。従来からメディアビジネスの有用性を意識していたから。
だが、決してアスキーという会社が劣っていた訳ではない。私のように、純粋にPCを使う立場の人間にしてみると、アスキーの出す本はどれも面白かった。月刊アスキーも中学生の頃は読み漁っていたような記憶がある。学校の図書館に創刊当初の本があったのもおもいだした。
なんとなく、寂しいねぇ(´・ω・`)
ちなみに、whois.jp で ascii.co.jp を検索すると、まだ株式会社アスキーのままなのは秘密だ。