天気予報によると、明日の東京、時間的に今日の未明から雪が降るらしい。雪、正直この時期を心待ちにしていた。寒がりな方には申し訳ないのだが、俺は本当に寒いこの季節が好きなんだ。頭の中が透き通るような、不思議な感覚。大好き。
そんな雪、東京の雪は、自分がかつて住んでいた富山の雪とは質が違う。雪というか、そもそも、冬というものさえ、違うのである。気候が太平洋側のそれと、裏日本である富山のそれとは全く違うのだ。東京の冬は乾燥しているので、正直気持ちが良い。対して、富山は空気がジメジメしている。寒気はシベリアから日本海を渡り、たっぷりと水蒸気を蓄える。そして、勢いよく標高3000m級の立山連峰にぶつかり、富山に水分の多い雪をもたらすのだ。なんというか、富山は空気が重い。冷蔵をあけたときに冷やっとした湿り気のある空気が流れてくるのだが、それが充満しているイメージ、といえば理解していただけるだろうか。雪質も、北海道のようなサラサラとしたものではなくて、みぞれが混じったような、重い雪。傘に雪が積もると、腕が痛くなるようなレベル。そんな経験をしていて東京の雪を思うと、ほんと、乾燥していて気持ちいいくらいだと思うんだよね。
東京では数センチ雪が積もるというだけで、大雪警報が出るらしい。そういえば、地下鉄ですら乗り入れの関係で遅延したり、交通が大混乱。富山に住んでいた俺からすると「東京ワロスw」という気分ではありますが、それでもビル風によって作られるスケートリンクのような氷にはホント気をつけないと滑って転びすそうなので。ま、明日は天気が雨に変わるなら心配は不要だな、と。
そんな台風が近づいてくるかのようなお祭り気分をちょっぴり感じながら、今日は寝ることにします。おやすみノシ