【メモ】EPELリポジトリをRed Hat Enterprise Linuxで使うには

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自分用備忘録シリーズ

GitHub を使おうと、git を入れようとしたら RHEL には入ってない(´・ω・`)ショボーン
そこで見つけた方法が EPEL リポジトリを使う方法。
Fedora Project のパッケージを、RHEL でも使える優れモノなのです。

◆EPRL とは。

EPEL は “Extra Packages for Enterprise Linux” の略。すなわち、Red Hat Enterprise Linux や CentOS 向けに、Fedora Project によって開発・テスト・改良されているパッケージ群を使えるようにするためのリポジトリです。

早い話、Fedora Project で開発されている、サードパーティ製のパッケージ群。Red Hat 社から提供されているリポジトリとは別に、Fedora では比較的新しいパッケージが提供されているのが特長です。

単にリポジトリが提供されているのではなく、RHEL がサポートされている期間は、EPEL リポジトリに含まれるパッケージも、同様にメンテナンスされます。またRHELに含まれるパッケージとは競合や干渉しないように努められています。

これまでも、サードパーティ製のパッケージやリポジトリを統合する動きはありましたが、多くが失敗に終わったようです。EPEL プロジェクトは、研究グループとしてではなく、それが1つのプロジェクトとしてスタートしています。何年もの時間をかけた後、FESCo(Fedora運営グループ)で承認を受け、現在のプロジェクトに至ります。

◆使い方(RHEL5の場合)

専用のパッケージをダウンロードして、rpm でインストールするだけです。

$ wget http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/5/i386/epel-release-5-4.noarch.rpm
# rpm -ivh epel-release-5-4.noarch.rpm
警告: epel-release-5-4.noarch.rpm: ヘッダ V3 DSA signature: NOKEY, key ID 217521f6
準備中...                ########################################### [100%]
   1:epel-release           ########################################### [100%]

これで完了。

◆使い方(RHEL6の場合)

RHEL6も同様、rpm パッケージをインストールするだけで完了です。以下はi386版向けですが、x86_64の場合は、i386をx86_64のURLに書き換えて下さい。

$ wget http://download.fedoraproject.org/pub/epel/6/i386/epel-release-6-8.noarch.rpm
# rpm -ivh epel-release-6-8.noarch.rpm

これで、RHEL5 でも、gitが簡単に使えますぞ(≧3≦) =3

Reference:

About EPEL/ja – FedoraProject
http://fedoraproject.org/wiki/About_EPEL/ja
History and Philosophy of EPEL – FedoraProject
http://fedoraproject.org/wiki/History_and_Philosophy_of_EPEL

Philosophy

EPEL strives to never replace or interfere with packages shipped by Enterprise Linux. Packages in EPEL should be supported for the full life cycle of the Enterprise Linux they are build against. Additionally, they should strive to never require manual update procedures or processes. During the stable part of the EPEL cycle, packages shouldn’t update in a way that changes the user experence or otherwise adds more than bugfixes.

TODO: add more here. Pull from old faq/update document.