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2006年11月 アーカイブ

2006年11月02日

MobableTypeの調整

 農業とは関係ありませんが、この Weblog(ウェブログ・通称"ブログ")のメンテナンスを行いました。
 具体的にはデータベース(PostgreSQL=ポストグレ・エス・キュー・エル)との連動です。
 これは書き込みテストです。

2006年11月03日

平成18年11月3日(金) 鶏糞(有機肥料)撒き

田んぼに埋まっていた跡

 今日は父が有機肥料の鶏糞を田んぼに撒いてました。私は出る予定が無かったのですが、上の写真のように田んぼにハマってまして、急遽、私もサルベージ作業に駆り出されれてしまいました。ゆっくり休みたかったんだけどな。

 下の写真は救出(サルベージ)に使った器具一式です。アルミ・鉄の足下駄にはじめ木材やらなんやら・・・。ま、ベテランの父でもこういう様な、ぬかるんだ田んぼでは失敗する事があるということで、安心(していいのかっ!?)です<そんな訳はない。。

 ポイントとしては「亀になってしまう」(亀が甲羅に閉じこもったように手も足も出なくなる)前に、ダメだとおもったら、そこで脱出することが大切、との事でした。覚えておこう。メモメモ。あとは、一通りサルベージ作業も経験したので、私が自分でハマってしまっても、あとは何とかなりそうな気がしてきました。はい。


用水で土は落としてあります。本当は酷いときの写真を。

 用水で土は落としてあります。本当は酷いときの写真を載せようとおもっていたのですが、そのときはカメラを持っていなかったので。うーん、残年。家の石垣にとりあえず立てかけて干してあります。


鶏糞を撒く父

 こっちは、もう日が暮れてしまっているのに(午後5時半ぐらい)、午後は田んぼに機械がはまったから、どうしてもノルマを果たすんだ by 父、との事で、暗がりの中で撒いてました。


マニアでつか・・・!?

 ところで、この肥料撒き機械なんですけど、後ろに気になるフレーズが。。。

『 自 走 マ ニ ア 』

 ・・・・ほえ??

 うーん、機械自体は結構古いそうなんですが(ブレーキが効かないらしい)、昔はトラクターか何かで引っ張っていたのが、自立走行できるようになって『 自 走 マ ニ ア 』を称するようになったのかなー、とか勝手に思ってますが、自走マニアって、あんた一体・・・。


2006年11月04日

平成18年11月4日(土) 有機肥料撒き Part2

 今回からはこちらの記録にも動画を投入です!(やっと出来た~(T_T)~)

 これは実際に有機肥料(鶏糞が素材)を田んぼに撒いている図です。こんな感じでグルグルと田んぼを回って、まんべんなく有機肥料が撒かれるようにします。昨日の記事の機械を使っての散布です。今日の午後からは私が肥料撒き作業をしてました。

 正直なところ、この機械に直接触れるのは数年ぶりだったりしますが、まぁ、そんなブランクもなんのその(いつもだと会社だとかなんだとかで父に任せっぱなしでしたけど)。あ、そういえば、こんな操縦だったなぁという感覚を取り戻した感じです。ブォ~っと背後に煙幕出てますけど、粒上の肥料が排出時に砕けてこんな感じで粉末状になってしまいます。風が強い日は出来ません。他の田んぼに飛んでいったらもったいない。

 とりあえず天気予報では週明けが雨降るらしいので、肥料撒きは休日返上の突貫作業でやっています(そもそも農家に定休日なんてあるのか?というのは疑問ですが、ま、これは別の機会にでも書きます)。




すました顔の作者(w

 すました顔で肥料を撒いている作者(w です。いや、だってニタニタ笑うわけにもいかんでしょうし、淡々と作業をこなすのみです。

肥料の散布状況
 肥料の散布状態です。動画だと解像度が落ちるので、こちらの画像だと大体の雰囲気が伝わりますか?
鶏糞。

 鶏糞が元となっている有機肥料です。散布の都合上、粒状になっています。雨が降るとこれが巧いぐらいに雨水に溶けて土の中にしみこみます。この時期に何故肥料を?という疑問に対する回答。それは、有機農法での土作りは稲の刈り入れの終わった秋からもう始まっている、という事なんです。この溶けた肥料の成分、詳しくは省きますが(また暇なときに書きます)、微生物が入っている鶏糞(いわゆる有機肥料)でして、秋→冬→春までに良い土壌成分になってくれる素となるんです。写真の中の粒見えます? こんなものなんですけど、いや、ほんと、土作りから米づくりまで、ここがスタートラインです。





鶏糞。
 こちらの写真はおまけ。こんな風に『 自 走 マ ニ ア 』(肥料撒き機)に有機肥料を入れている図です。肥料は写真の左上の袋の中に入っています。こうやって機械の中に肥料を入れて、それをトラクタの後ろの牽引機に載せて、そして現場の田んぼまで移動して(肥料撒き機だけで動いていると時間がかかっちゃうので、時短ですよ。先生!)、あとは肥料を撒く、という手順です。

 こんな感じで土作りしてます。何か質問とかコメントとかありましたらお気軽にどうぞ~。

 ちなみに、化学肥料を使っている場合ですと、殆どの場合は田植え時期に田植機と一緒に(液体と固体=粒状のものがあります、農機メーカによっても推奨は異なりますが)撒くのですけど、化学肥料は色々使っていますからね。。。昔ながらの有機農法を貫くには、それなりの手間暇がどうしてもかかってしまうのは仕方がないというか、それだけ拘って、おいしいお米が出来たら嬉しいな~なんて私は思って有機肥料を撒いている日々です。

平成18年11月4日(土) 有機肥料撒き Part3

 こちらの動画は機械をメンテしている所です。トラクターの後ろの牽引車に乗っかっている『 自 走 マ ニ ア 』(肥料を撒く機械の名前らしい。。。)を降ろして田んぼに向かっている図です。

2006年11月05日

平成18年11月5日(日) 肥料撒き Part3

なんとか、生きてます by 作者

 こっちの写真は有機肥料(鶏糞)を撒く機械の運転席から、肥料と、撒いている所を後ろに見たところ。結局天気予報が月・火と雨が降るかもしれない=田んぼがぬかるんで作業できない=というか、その前に肥料が雨水に溶けてまけない・・・、ということで、休日返上して今日も肥料撒きを敢行です。


ぬめり込んでます・・・

 私の家の田んぼの一部に新幹線がかかるのですが、その"遺跡発掘調査"で掘り起こした場所が、写真のようにロープで仕切ってあります。その田んぼ、2枚ぶんだけ残して、これで肥料撒きは終わりました。ロープの内側は底なし沼状態なので(重機で数メーターぐらい掘り起こしてました)、撒くのも中途半端だしなぁ~というところで、今日は作業を切り上げました。

 今日の失敗。


1.肥料撒き機のアクセルとなる"つまみ"をどこかの田んぼに落とした・・・。

2.三段重ねしてあった肥料をフォーク・リフトで降ろすとき、下に降りようとしたら、足に肥料の入った袋のひもがひっかかかり、そのまま私、コンクリに落下(苦笑。両膝と腹打ちました。足首も痛い。。。作業は安全第一で!! orz... 明日は雨で作業も出来そうなので、ゆっくり休むことにします。。


2006年11月10日

平成18年11月10日(金) 草刈り

道にばらまくなよ・・・ by 作者

 今日は基本的に草刈りで、こっちは私の親がやらかしたミスの写真。籾殻(にか)を農道にぶちまけてくれてました・・・いやはや。除雪用のスコップ使って自分の家の田んぼに戻して山にしておきましたよ。ええ。。。


すすきー

 で、こっちは今日除草した所の一部。ススキが生えてましたけど、ちょっと生息範囲が広くなって貰うと困るので、刈り取ってしまいました。刈り取っても種はもう落ちてしまっているみたいだったので、また来年生えてくるでしょう。

 で、草刈りして、今日は草刈り機を使っているとき、妙に手首・指に力が(しかも無駄な力)入ったらしく、既に筋肉痛。痛い。。キーボードも打つのも辛いので、今日はこのぐらいに。。でぇはでは。

2006年11月12日

平成18年11月12日(日) 霰(あられ)降る

自室の窓から見える風景

 私の住んでいる所(富山県滑川市)も朝晩はめっきり冷え込んできて、今日は東京のように霰(あられ)が降りました。今冬初です。これは自室から見える風景で、雑草の上とかに白いツブツブになっているのが霰です。いやはや、寒いですね。

 しっかし、こうやって霰が降ったり秋雨で地面が湿ってくると草刈り作業はそろそろ中断かな、という気分です。実際雨降ると出来ることは限られていますしね。私の場合は色々ネットでゴニョゴニョ(まだ何してるか秘密)できますが、さて、それはさておき、お米を売ってお金にしなきゃ・・っっと。営業活動の準備します。。


白いのが霰(あられ)

 どうでも良いのですが、私、「霰」(あられ)を漢字で書くことは出来ません。。。難しいですね。。。

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