「ls」コマンド--。Unix系のシェルでは、ファイル一覧を表示する為のコマンドとしては余りにも当たり前の存在。いつも打ち慣れているはずの「ls」。ちょっと、慌てていると、つい「sl」って打ってしまい、
無情の “command not found”が画面に。
ちょっと悔しい。
そんな時に、気分を和ませてくれるコマンドが【 sl コマンド 】。
このコマンドは、「sl」。… “SL” といえば、これ、
!?
SLの名前のとおり、蒸気機関車のアスキーアートを画面上に走らせてくれます。
使い方はとっても簡単。
$ wget http://www.tkl.iis.u-tokyo.ac.jp/~toyoda/sl/sl.tar $ tar xvf ./sl.tar $ make $ ./sl
これだけでおk。あとは実行して効果を自らの眼で確かめるべし。
最後に「$ sudo cp ./sl /usr/local/bin/」なんて、パスの通った場所二おけば完璧。コマンドを間違えて殺伐とした雰囲気のコンソールに、一時の安らぎをどうぞ。
なお、作者さんのサイトでは、MacOS 対応版や JavaScript 版などが公開されているので、興味あれば、あわせてご覧下さい。
★豊田正史とslコマンド (Masashi Toyoda and SL command)
http://www.tkl.iis.u-tokyo.ac.jp/~toyoda/