[興味深い] 『サイエンティストはカッコいい!』 貶められた研究者観
アメリカの力の根源は『科学』に対する憧れにあるという指摘。
- サイエンティストはカッコいい!
残念ながら今の日本で研究者が若い人達から尊敬されているかどうか,私には自信がない。殊更情けないのは最近の日本では臨床医も含めて,大学の研究室に入りたいと言うのは,いわゆる「オタク」ということにされてしまっている。ここ数年の,無責任で馬鹿げた日本の大学医学部と医局「タタキ」に汲々とするイエロージャーナリズムと似非評論家は医学・生物学研究を著しく傷付けて,既に10年以上の後退・停滞に結果しつつあることに考え及ばない。
納豆ダイエット偽装情報流布問題で揺れる昨今、考えさせられる貴重な現場研究者からの意見。日本は今、似非科学信仰に毒され、真の研究者・技術者が貶められているのは哀しき事か。原因は腐った報道精神とバッサリ切り捨てている。興味深い。
他、関連ページ。
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- 【ニセ科学】 「マイナスイオン、根拠なし」「ゲーム脳、親のしつけの問題」…菊池教授、NHKで批判 (痛いニュース)
参考文献:
医学書院/医学界新聞【新春随想2007(満屋裕明)】(第2716号 2007年1月22日),満屋裕明(熊本大学教授 血液内科・膠原病内科・感染免疫診療部