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20.ニュース・世相・時事 】 2006年12月08日 22:01

 ちょっと久々に頭の体操がてら。まじめな話題でも。

 今年の流行語大賞の候補にもなった『格差社会』。世の中はいざなぎ景気を超える好景気と統計上は豊かなのに、一般庶民の懐は寒く、不景気といわれる。その一方で儲かっている者もいるから問題だ、これは是正せねばいけない、というのが今年一年、一部マスコミの密かな活動目標ではなかったのだろうか。

 今更ながら、あえていおう、「格差社会はどうして悪いの?」と。

 なぜなら、人類の歴史において『格差社会』の存在しなかった時代はあったであろうか。原始時代においても力(武力・富力)という格差は存在しており、力のある部族が生き残り、力のない部族は滅亡するか他部族に吸収されてきたであろう。中国近辺の歴史を観ればよくわかる。

 安易に『格差社会』と、さぞかし大問題があるかにマスコミは見せかけているように思われるが、実態は『日本の赤化』=『共産化』を狙う勢力による宣伝・諜報活動の一環と思ざるをえない。バブル期の1980年代後半ですら、富める者は富み、貧しき者は貧しかったのだから。あきれるのは民主党ですら、小泉・安部政権への攻撃材料(特亜三国問題については中国・韓国に至っては比較的冷めた関係から"なまぬるい"関係に戻ったからだ)を失ったため、格差社会をキーワードに用いて党首討論でも用いるようになってしまった。

 彼らの主張は一環している。

 『格差社会はいけない。是正しなければ!』

 だが、この言葉には何故か嫌悪感を覚えずにはいられない。

 この言葉の意味するところ、主張は『共産化』しかあり得ないからだ。しかも、旧ロシア・東欧・中国のような共産党による共産化ではなく、真の理念に基づいたマルクス・レーニン主義のそれをさすのだが。しかし、彼らの主張する格差社会の是正とは、未だ日本の共産化を目指す勢力は本来の理念のほうではなく、共産党支配のような一部勢力による人民の平等支配を理念においているような節がみられる(そのあたり理想と現実の妥協とかは70年代の内ゲバとかに現れてましたが)。中国は民主化を停滞させたまま、共産党という権威で国民を押さえつけている状態だ。北朝鮮については問題外。この点、団塊の世代の皆様方には"総括"していただきたいのだが、ま、いいや。改めて書く。

 一番問題なのは格差社会が悪いとして、じゃ、どうしたらいいのか?という点を提示しない点だ。マスコミや評論家は単に批判するだけで具体案を提示しない。これは子供の喧嘩と同じである。卑怯だ。なぜ提示しないのか、それは日本の共産化が真の目的であるから、とにかく現政権が失墜さえしればそれでいい、単にそれだけなのだろうと思われる。

 本当に問題なのは「頑張っているのに報われない社会」に日本がなってしまったことではないだろうか。企業でいえば、どれだけ収益を上げても法人税によって、収益の半分は国に徴収されてしまう。個人でもしかり。ある一定の金額を超えると、地方県民税の負担率が格段に変わってしまうのはいかがなものか。扶養者控除や厚生年金負担も同様の問題がある。一律に%で負担額を決めるのではなく、個人の各種税負担等については累進課税方式に改めたほうがよいのではないか。そうしておけば、今年四月の法改正によって「まじめに厚生年金をおさめてきていたのに、400万の収入を超えるから、健康保険の負担が40万になってしまう」という馬鹿馬鹿しいことは起こらないであろう。真面目に負担をしてきたのに、馬鹿をみた、今年はそんな人たちがいっぱいいたようだ。一方で、個人でも頑張って稼いだのに「累進課税」によって膨大な税金を納めなくてはいけなくなる、というのはよく聞く話でもある(野球選手や芸能人は特に有名だけども)。個人・企業に関しては「累進課税」一本ではなく、たとえば NPO/NGO 法人なり、国が認めた国民もしくは世界のための公益団体に対する寄付は「経費」として処理できるような仕組みを作ることによって、社会に利益が還元できるシステムができる。特に難しいことを考える必要はないと思うのだが。

 どこかのマスコミの言葉を借りれば焦臭い(きなくさい)感じがしてくる昨今だが(さすがに軍靴の足音は聞こえないか)、マスコミの情報操作には瞞されないよう、日々注意する必要があるだろう。いずれ、新聞・テレビの次はインターネットでの言論誘導も行うのも効果的だと気づいて来るのは時間の問題だからだ。

 格差社会の是正という錦の御旗のような言葉に踊らされてはいけない。自らの目(まなこ)で、真実が何なのか考え、行動に移さなければ、私たちの未来にあるのは、後戻りのできない絞首台への階段しか残されていない。

20.ニュース・世相・時事 】 2006年12月09日 22:32

自分で書いていてアレなんですが、

結局、日本は平和だってことで。。。

今日届いた国境なき医師団日本からの活動報告メールでスーダン内戦で受けている一般市民の惨状を知って、気分が落ち込みかけた。

いや、ほんと、日本は平和だね。。

20.ニュース・世相・時事 】 2006年12月09日 22:40

先日の投稿で国が寄付云々~の下りがありましたが、ちゃんと調べなおしたらありました。
すみません。
認定NPO法人への寄付は寄付金控除として国税庁が認めてくれるそうです。これは、個人・法人共に適用される制度でして、個人の場合は相続遺産の場合は更に税法上の特例措置があるそうです。詳しくは各NPO法人や国税庁、お近くの税務署等へどうぞっ。

20.ニュース・世相・時事 】 2006年12月14日 21:11

 久々にネットだけではなく、テレビニュースからも情報を仕入れるようにしてみた。
 なにか変だ。変なのは私の頭か、まぁ、それはいい。

 教育基本法について論議の時間が足らないと野党がプンスカ怒っているとの事だ。
 この問題についてだが、時間が足らないというのだが。

 私に言わせてみれば、では、どうして「核兵器」についての議論がまったくなされないのか疑問でならない。単に閣僚(麻生外務大臣)が国会の場でもない場所で発言した事に対してだ。この件について野党(とテレビ・新聞党のマスコミ)が一斉に反対だなんとか騒ぐ事で『言論封殺』している。

 ついでに野党・マスコミに対する疑念がもう1つある。北朝鮮が核実験を行い核保有を宣言している事に対して、なんら批難をするような言論は見受けられないのだが、これも不思議だ。六カ国協議に関しても積極的に政府から北朝鮮に核兵器廃棄を迫るような論調に運んでもいいとおもうのだが、野党・マスコミ諸氏の一部には北朝鮮が核兵器を持とうが関係ないという節が見られなくもない。報道では経済制裁云々がメインで拉致問題(こちらも大切)はトーンが低め、核兵器については「見ざる」「言わざる」「聞かざる」状態である。

 現実問題として、北朝鮮は核兵器を使用できる状態にある可能性が高い。最終的には自爆用に平壌で使用するか、38度線付近、もしくはソウルへの直接先制核攻撃もあり得るだろう。また、中国は既に核保有国として核弾頭を402基保有しており、当然核兵器搭載可能な大陸間弾道可能な能力を持つミサイルを持っており、日本の各都市は射程内に入っていると言われている。戦術核(実践使用)も相当数保有している国が、日本と領海を接しているのである。

 この事実を無視して日本は核兵器の議論すら許さないというのは、まるで、野党や一部マスコミの言う言論統制そのものではないか。一応、日本は日米安全保障条約に基づき、アメリカの核の傘にあるからこそ安全を享受出来ているとも言えるのではないか。

 核の傘とは、仮に日本に核攻撃があれば、アメリカが核の報復を行うであろう、システム。実効性や即応性において、日本にある各アメリカ軍基地は重要な役割を果たしている。横田管制だって、ひどいのだが(だから富山から北海道千歳と東京羽田に飛行機でいく時間が変わらない。経済的損失だって大きかろう・・・が、まだイデオロギーの戦争は終わっていないようだ)。沖縄の問題も、過去の歴史や住民感情というものもあるわけではあるが、依然、イデオロギーの違う国の最前線であり、そこからの撤退的軍事戦略変更というのは違う意味で中国を刺激しかねないであろう、たとえば、アメリカ軍がいないから日本は独自で防衛力を高めるべきだという議論につながっていくかもね、という意味である。

 極論だが、たとえば日本は核兵器を作る能力も核弾頭として世界のいかなる国も攻撃出来うるロケット技術も持つが、憲法の定めるところ平和憲法の原則に則り、また、唯一の核兵器被爆国として敢えて核兵器を所持しないし、製造もしない、と宣言するのも有りではないのかなと。そうしておけば、アメリカに対する牽制にもなるだろうし。日本はアメリカの第51番目の州ではない。

 という訳で、例として核兵器議論について国会の場で与党・野党・政府は清々堂々と論議していただきたいと思うのだが、いかがだろうか。北朝鮮に対しても核兵器を捨てろとは言わない、中国に対しても核兵器を捨てろとは言わない、じゃ、この国は誰がどうやって守るんだ?という肝心の部分が論点から抜け落ちてしまっている。

 まー、国会関係者がここを読んでいるとは思わないが、こう思っている国民がいるって事で、一応書き残したくなってきたから、記録として残しておく。国民や世論ってバカばかりだと思ってるんじゃないか? 民主党はかの社会党のような様相すら表してきたし(とにかく反対)。なんだかなー、これが日本の立法府?第四の勢力?バッカじゃないの?バカばっか。(と、茶化してみるテスト)

 かつて運動に燃えた闘志達よ、まだ戦う意志があるのであれば、ネットでなり、リアルでなりもう一度その理想とやらを貫いてみろよ。おまえたちの理想は正しかったのか?間違っていたと思うのであれば、今こそ行動に移せよ。おまえたちが今、社会を動かす立場なんだから。おまえら、体制側なんだぜ? 団塊の世代よ、総括せよ! 俺だったら、どこかの誰かじゃないが、警官とデモ隊の両方に投石してたろうだがな(と、ヤジってみるテスト)。

 一部冗談をまじえて、お茶目に最近のニュースなり、雑感をまとめてみました。
 あなたは如何?
 目の前のニュースは本当ですか?
 あなたは幸せですか?

 NHK は Nihon(日本) Hikikomori(ひきこもり) Kyoukai(協会) の略ですよ(意味不明)。

20.ニュース・世相・時事 】 2006年12月19日 17:24

何故ハルヒ!?確かにパレスチナ問題は憂鬱だが・・・。

- ハマスとファタハ間の緊張高まる - パレスチナ自治区 AFP BB News - BETA -

ハルヒって何って方はこちら>作品紹介

20.ニュース・世相・時事 】 2007年01月01日 21:20

- ブッシュ大統領は断トツ憎まれ役&英雄…米世論調査 (読売新聞)

 アメリカの世論調査によると、去年の憎まれ役ベスト1はブッシュ大統領だったそうだ。その一方で、英雄としても1位はブッシュ大統領。でも気になったのは、こういう日本のマスコミによる報道スタンス。

 個人的に注目したのは「英雄」として二位に挙げられたのが「イラク駐留米軍」だということだ。日本のマスコミはイラク政策の失敗として米兵の死者が約3,000人に上った事のみを取り上げ、なんとなく戦争反対、戦争ダメーで思考停止している面があるのに対し、アメリカの世論というのは割と冷静なんだなと思わされる。

 というのも、基本的な事として、アメリカは「徴兵制」ではなく「志願兵」という事を忘れてはいけない。つまり、自衛隊と同じで「国を守りたい」から「自らの意志」によって(例外はあるかもしれないが)戦役に就いているという事が日本の報道からは抜け落ちているので、ちょっとマスコミのニュースが間抜けに見えてしまうのだ(アメリカは1973年、ベトナム戦争後に徴兵制を廃止)。

 昨年のヒーローの2位に選ばれたのは、まさにアメリカの良心であり、イラクで仕事をこなしている志願兵に対する追悼と尊敬を込めての結果であろう。仮に日本で同じようなアンケートを行ったとしても、このような結果は出ないであろう。

 イラク戦争に関して、日本マスコミの報道は極めて偏向していたように思う。何かとテロが起こって「米兵」が何人死んだとか、そんな報道ばかりで、一番被害を被っているのは何の戦争にも関係もない毎日起っているテロの中で死にゆく一般市民だという事を。マスコミは「米兵」がいっぱい死ぬから「戦争はダメー」という極めて短絡的な結論を出し、世論を「戦争はとにかくダメー」と誘導したがっているように見える。だが、実際問題として、イラクから今展開している国際部隊が全面撤退してしまうと治安維持はままならなくなり、それこそ無法地帯となりイラクに住む人たちは混乱と恐怖の日々を送ることになってしまうのではないだろうか。

 戦争やテロによって死んだのは「米兵」だけではなく、その中にはイラク兵もいただろうし、なによりも、非戦闘員がテロなどの行為により、米兵の死者数を遙かに超える死傷者を生み出している事、この点を日本のマスコミは忘れているように、いや、あえて伝えないようにしているようにも思えなくない(例外として、NHK の子供ニュースでは、どうしてテロが起こるのか詳しく説明してました)のだが。

 マスコミはベトナム戦争の時のように無理矢理従軍させられた米兵のように、かつて日本の過去の戦争における赤紙を連想させるように、国家によって強制的に参戦されて命を失った=無駄な戦争=戦争は無駄だった=だから自衛隊派兵なんてとんでもない、といった稚拙な思想誘導を行おうとしているのではないか?などと勘ぐりたくもなってしまう。

 一体、日本のマスコミは何を伝えたいのだろうか。そういう意味では、この読売新聞の淡々とした主張も何もない純粋な事実を述べたニュース記事は新鮮に思えた。要は自分の頭で、自分自身で考えろという事、そういう事を伝えたいのではないか?と希望的観測を持ちたい。また、日々のニュース報道に潜む(テレビ・新聞・ラジオには出ないニュースもあるのだが)隠れた思想でもって洗脳されないようにしたい、そのように思わされるニュース記事だった。

参考 URL
- 徴兵制 復活?-1時間目 序章・歴史編-

20.ニュース・世相・時事 】 2007年01月05日 20:39

- asahi.com:ホッキョクグマ、米が絶滅危惧種に提案 温暖化政策変化 - 「北極異変」
- 北極の氷、2040年に消滅? 溶ける速度が4倍に(朝日新聞) - goo ニュース

 アメリカ政府はホッキョクグマを絶滅危惧種として認定することになったみたいです。北極海の氷が過去10年間で約10%づつ毎年減少傾向にあるそうです。米国立大気研究センター(NCAR)の調査によると、2040年の夏には北極の氷がほぼ消滅してしまうとか。

 この原因は地球温暖化。地球温暖化の原因は二酸化炭素の増加によるもので、海水面の上昇など様々な影響が考えられています。日本でも海岸線から砂浜が消えたり、とある国では半分以上が水没してしまったり・・・。

 北極の氷が溶けて無くなる、ということは、同時に南極の氷も溶けてしまうでしょう。実際、北欧の氷河地帯などというものも消滅しており、身近な所では、私の住む富山県でも、年々雪が降らなくなっています。このあたりは、専門家の意見が参考になります。良い時代になりましたね、ネットで検索してパッと結果を一般人が知ることができる。50年前じゃ、考えられなかったかも。

- 気象庁 異常気象レポート2005

 ところで、天気予報の「平年に比べて」の「平年」って何か皆さんご存じですか? 過去10年間の平均気温なんです。 つまり、毎年温暖化しているのに「平年より暖かい」というのは「過去に比べて暑くなっている」という事なんです、お気づきでしたか?

 つまり、人類は釜ゆでのカエルと一緒な訳でして、どんどん煮詰まっているのに、温度がゆっくり・ゆっくりだから気がつかない、気がついたら死んでいる、つまり、おまえはもう死んでいる=絶滅危惧種「人類」そういう訳です。

 なんか、オチをつけようと思ったのですが、ちょっと頭が回らないので、今日はこのぐらいに。

 人類というものは、文明の隆盛どころか、生存の危機にたたされている今、火力発電所から発生されるエネルギーは二酸化炭素を排出はしますが、一方で、ネットワークという新しい力を私たち人類に与えてもくれました。私は西洋で言うところの神(God)などは信じませんが、もしそういう次元を超えた存在があるのならば「科学によって人類は進化を始めたが、それは終わりの始まりである。人類は存亡の危機に瀕し、科学によって自然という超存在に刮目して対峙せよ、猶予は与えてやる。」と言っているように思えてなりません。

(あ、付け加えておきますが、私はどっかの団体に所属してたり、電波な人間じゃぁないですよ。一般人です。)

 科学は私たちの生活を豊かにした。しかし、豊かな生活というのは、科学によって産み出された『力』によって支えられたものである。その試練は果てしなく長い、と昔の人は考えていたのかもしれないが、今の人類には、もう猶予はない。今もう二酸化炭素を止めたって、北極の消滅は避けられない。南極の氷も溶けるだろう。

 科学の力とは、つまるところ現時点では『軍事力』である。この定義は無謀すぎるか?

 科学の力により、投石機(カタパルト)のローマは他国を圧倒し、鉄砲の発明は伝播した日本により改良・量産され、時のオスマントルコがヨーロッパを制覇していたかもしれない。現代においては核兵器などという人類最終兵器まで産み出し、それが力の均衡、すなわち力による平和を維持している、ように見える。

 動物園の猿を観てると、それぞれの群れにボスがいて、時に争い、というよりも、ほぼ常に敵対勢力を持ち、争っている。もし、仮にだが、人間よりはるか高次な文明があるとしたら、なんだ、人間って猿と変わらないんだな、この程度かフッ。などと思うのではなかろうか。

 今ならまだ時間はある。科学の力を使えば、人類を滅亡の危機から救う手だてはいくらでもあろう。たとえば、出てしまった二酸化炭素はどうにもならないので、大気圏中の二酸化炭素を海底深く沈める(圧力で液状化して沈むらしい)という技術もできるであろうし、最終手段、人類が生き延びるためには地球を棄て、宇宙に生活の場所を移すという方法もあるだろう。なに、人類は60億人もいる。ネットワークで世界中が繋がれば、英知の結晶が奇跡を産み出すこともあるだろう。

 だが、現実の世界は軍事力こそが科学であり、平和たる陰の象徴なのである。だれも否定できないであろう。今、この時点でさえ、日本人にとっては命は地球より重たいかもしれないが、命の値段が安い国は世界中を探せば、見つからなくもない。あっても、日本人は知らないふりをしているだけだ。

 長々と書いたが私の主張は1つ。いい加減、人類って場地球って小さな惑星上の生き物なんだから、そろそろ1つになって、難局を乗り越えませんか?という事。そのためには、「力」すなわち「軍事力」をどう扱うかが焦点になるであろうことは必至だと思う。極論として、「あなたは、人類統合の為の戦争であれば賛成しますか? 反対なら人類は滅亡しますよ、このディスプレイを見ているあなたも」と、ちょっと書いてみたかったりする。

 さて、そんな貴方は人類滅亡のまっただ中、如何お考えで?

p.s.

 次回テーマは「力とハサミの使い方、世界の平和とは?」を取り上げてみたいなと思っています。では。

20.ニュース・世相・時事 】 2007年01月08日 21:47

 「自由と繁栄の弧」

 この言葉は皆さんご存じ?
 要は 『民主主義』 『自由』 『人権の尊重』 『言論の自由』 『市場経済』を軸に、日本から東南アジア・インド・トルコ・EUに渡る大きな『弧』の新しい同盟軸を作っていこう、それに日本が主導権(イニシアチブ)を発揮するのではなく、共栄(パートナーとして)いきましょうという考え。これが実現すると、アメリカ・中国あたりの反応が面白そう。いろいろな意味でね。

- 外務省 「自由と繁栄の弧」をつくる 拡がる日本外交の地平 外務大臣 麻生太郎 日本国際問題研究所セミナー講演

 なんか、信長の野望というか、次期首相は麻生大臣で決定ですな。

.   ∧__,,∧
   ∩´⊿`) <あっちの方が右かな
  /   ノ    
  し―-J
- 麻生太郎外務大臣まとめサイト

 こういう大臣を懐に抱え込む安部首相もなかなか。
 明日(9日)から安部首相・麻生外相共に訪欧に出るが、
 こういうのも視野に入れているんだろう。
 大東亜共栄圏の焼き直しか?なんてチャチャ入れる奴も出てくると思うが、
 こっちは実効的にもう動き出してるんだし、
 指針がはっきりしていてわかりやすいと思う。

- 外務省 麻生大臣年頭所感
- 外務省 新たな安全保障環境における日本とNATO(仮訳)

 「自由と繁栄の弧」ってさ、マスコミ全然取り上げてないんだね。

- Google 検索 自由と繁栄の弧

 これってすごく平和的な事で、良いニュースなんだけど、どうしてマスコミの皆さんはスキャンダルとか、足引っ張るような事しか取り上げないのかな~。ネタとして面白くない、と思っているんだったら、マスコミは読者をナメてかかってるよ。

 朝鮮日報(日本語版)がニュースソースなのは、なんとも皮肉というか、おい、日本のマスコミは何してんだ?

- 2プラス2:米日、NATOと関係強化へ

 安部首相は12日にブリュッセルのNATO本部での演説を予定しているそうだ。知らなかった・・・。ついでに、この記事、ちゃんと『防衛省』(平成19年1月9日発足)表記してるんだな、よく勉強してるよ。偉い。って、マスコミはこれぐらい普通じゃないの?

- 「韓国、米政府に日本を仮想敵国と表現するよう要請」

 これも、ようやくデマじゃなく朝鮮日報の記事というリソースが出て裏付けがとれたのは、なんとも皮肉というか、興味深い。

- 「日本が本当に友邦か…」 朴正熙大統領の怒り 

 いや~、これも何とも興味深いね。日本が赤化の基地だとさ。こういうのは今でもいますが、何か? まぁ、言論や思想は自由ですから。
 ビバ・インターネット!(ビバクイズ最高!!<ごめん、富山県民しか分かりません)

 今は、こうやって、調べようと思えば、誰だってニュース・ソース(情報源)をたどることが出来るんだからね。日本のマスコミの報道しないところに真実がある、そんな気がしてならない今日この頃。

20.ニュース・世相・時事 】 2007年01月10日 00:05

- 短大生切断 凶行なぜ (東京新聞)
『遺体は主に切りやすい関節部分で十数カ所に切られるなど猟奇的にも見える。しかし、同容疑者の部屋からはホラー系のビデオや本は見つかっておらず、そのような嗜好(しこう)があった形跡は浮かんでいない。』

 この部分、非常に重要なポイントだと思うのは私だけだろうか。Google Newsで検索しても、現時点で上記の点について取り上げているのは東京新聞しかなかった。

 この手の若者による事件が起こると、とかく引き合いに出されるのが、映画やゲームやオタク的要素の存在だ。だが、この新聞記事では関連性がないと、しっかり否定されている。幼女連続猟奇殺人・宮崎勤死刑囚の逮捕時、あのビデオテープが積み上がった山はオタクの象徴とされ、あげく、コックマーケット(コミケ)がニュースに出るわ「ここに○万人の宮崎勤がいます」なんて報道される始末。

 なんだかなぁ、関連性が無かったのなら、無かったって報道してほしいな。他のマスコミのみなさんも。

20.ニュース・世相・時事 】 2007年01月17日 22:50

 『格差社会』という言葉はマスコミによって増殖された妄言ではないのか、というのが、ちょっと気になる今日この頃。『格差社会』の定義は非常にあいまいで、とかく、"日本国内"という状況においての格差社会とは何を意味するのか、ちょっと吟味する必要がありそうな気がします。

 こう思ったのも、なにげに google トレンドで『格差社会』という言葉が出てきたのは何時かを調べると、去年の 5 月~6 月にかけて突如現れた言葉だという事が分かります。現実世界ではどうか知りませんが、ネット上で広まったのはこの頃。つまり、ネット上での去年今頃は『格差社会』なる言葉は登場していなかった事になります。

 この頃に起こった事件といえば 2006 年 4 月 13 日、東京証券取引所(マザーズ)からライブドアおよびライブドア・マーケティングが上場廃止になった事。これと前後して株で儲けた損した金返せーというのがネットでもちらほらみかけたような気がします。

 その頃は丁度、国会が開かれている時で、どうも野党が小泉政権(当時)を攻撃する材料として『格差社会』という言葉を用いた、それがマスコミによって増殖され、ネットでは定義もされない漠然とした意味の『格差社会』という言葉が一人歩きした、ように思えます。

Google Trende :トレンド 格差社会

 これを裏付ける資料になるかどうか分かりませんが、Amazon.co.jp で『格差社会』とキーワードに検索をかけると、殆どが最近の著書という事が分かると思います。以前は『資産格差』や『所得格差』という言葉が用いられたようです。

 一応、Wikipedia(ウィキペディア)日本語版を調べると、『格差社会』が登場したのは 2006 年の 7 月 28 日になってからです。しかも、『格差社会』については定義づけが確定されておらず、現在もノートで審議が続いています。つまり、誰も『格差社会』とは何か分かっていないのではないでしょうか。

 『格差社会』の意味するところは何なのか、正直、私は分からないです。単にマスコミや野党が政争の道具として『格差社会』という言葉を用いているのかもしれません。(一方『ホワイトカラーエグゼンプション』については政府が説明下手なので誤解を受けて、世論の反発を招いている趣は見受けられます。これについては時間をおいて改めて書きたいと思います。)

 仮に『格差社会』があるとして、『格差社会』は良いことなのでしょうか、悪いことなのでしょうか。マスコミやネットの世論は『格差社会=悪』という風潮が見受けられます。『格差社会』という事ばの『格差』のイメージからニートやフリーター、社会保険、少子高齢化社会、医療費・・・などを連想してしまうからではないでしょうか。

 では逆にマスコミや野党は『格差社会=悪』と唱えますが、その対案は示せていないように思えます。何が原因で何が問題なのか、どうやって解決するのか、全く分からないのです。単に「格差社会は悪い」「格差社会=は反対」というイメージを私たちに植え付けているのではないでしょうか。その目指す先には、社会主義(経済の統制された社会)があるような気がしてならないのです。某新聞のコラム風に書くと、それこそ焦臭いと思うのです。

 とりあえず、現時点では判断しようがないので、今集められる判断材料を提示します。みなさん、ちょっと考えてみませんか?

 国会(衆議院)で初めて『格差社会』が登場したのは 2006年3月1日(平成18年) です。

- 第164回国会 予算委員会第二分科会 第2号(平成18年3月1日(水曜日))

 政府参考人('総務省大臣官房総括審議官)荒木 慶司 氏の発言『私は、これはある意味では、どこかで格差社会というのと深く結びついている感じがするんですね。残念ながら、小泉改革五年間で所得の格差というのは広がっていった、あるいは、雇用の形態の格差というものも、常勤の方から、そうではない、アルバイトとかフリーターとかそういう形のものがふえてきたことによって、そういうものと対極にある公務員制度というものに対して不満というものが、そこが根底にあるような気がしてならないんですね。それはまた、時間があったら大臣と少し議論をしたいと思います。』

 Google のニュースで『格差社会』を検索して、一番古そうなリソース(情報源)から。

- 日本共産党第二十三回大会決議案2003/09/19 この頃は格差社会という言葉はなく、貧富の格差という言葉はあった。

- 社民党 都道府県連合幹事長会議 党首あいさつ 2005/04/09 たぶん、ここが出所?『戦争反対、労働法制、非正規雇用、格差社会の是正で頑張る、これは全政党の中で社民党にしかできないと自負している。元気な社民党を大きくし日本の政治を変え、憲法を変えさせないため全力を挙げていこう。』

- 民主党:小泉政権に終止符を打つため 党と連合が政策協定結ぶ 2005/08/12

- 日本経団連タイムス 連合首脳と懇談/春季労使交渉めぐる諸課題で意見交換 2006/01/19

- 売れる芸人と売れない芸人では年収10倍以上の格差社会 吉本興業35歳以下の平均は芸歴7年、稼ぎは年280万円ほど (日本の人事部) 2006/04/03

 そのほか

- 図録▽家系調査による所得格差の推移
- ジニ係数による所得水準の評価

 グラフを見ると、おや、格差は下がってますが、日本は貧しくなってますね・・・とも読めそうですが、さてはて。

 どうも『格差社会』という言葉に踊らされているように思えない、今日この頃です。もうすぐ選挙ですが、論点のぼやけたもの、まるで UFO とは宇宙人とは何かを国会で論議しているようで、もうちょっと国会議員や政党関係者の方には、具体的に、突っ込んで、対応策等を提示して、論戦されては如何かと思います。

おまけ、息抜きにどうぞ。
- 日本初!国会UFO論議!!!!! ☆世界のフシギ&謎解き大辞典☆ウェブリブログ

20.ニュース・世相・時事 】 2007年01月19日 04:44

- 女優激怒!バラエティー番組から国際問題へ

 昨日このニュースをテレビでリアルタイムに見ていました。ニュースでは、一定期間同居して(日本テレビで昔放送された電波少年みたいなノリかな)その中で起こった出来事を面白可笑しく編集して伝えるというもの。その中で問題となったのが、イギリス人女性がインド人女性(しかもインドでは有名な女優)に対して「(インド人名)理解できない」「手でものを掴んで食べるなんて信じられない」など連発、しかも最後はそのインド人女性が泣き出す始末。

 これ、仕掛けたのはイギリスのマスコミであって、責められる訳はマスコミだと思うのでは?と思ったのですけど。。。どこの国も事情は同じなのでしょうか。記事にもありますように、イギリスの国会でブレア首相は答弁を責められて「民族差別(レイシズム)とは違う」と答弁してました(ただ、日本のニュース報道でそのテロップは出てませんでした)。あとは、どこかで見たようなインド人がイギリスの国旗を燃やすの図。

 うーむ、マスコミねぇ。。さすがパパラッチの国。(何か違う)

 元々インドはイギリスの植民地だったので、こういう問題にはシビアに対応せざるを得ないというのが実情とは思います。ですが、番組制作元が民族主義的(レイシズム)と受け取られかねないような放送を、たとえ娯楽番組だとしても行ってはいけないですよね。

 ちょっとニュースの一時情報を辿るため、BBC を探してみますと……あったあった。ビデオ付きです。

- UK reality TV row hits India
 冒頭では問題となった番組の紹介と、"レイシズムじゃないのよ"というフォローがありますが、途中"嘘つき!嘘つき!"の連呼やら・・・あとは、インドでの反応を。インドでイギリス国旗を燃やす場面なんてなかったけど、これはイギリス国民には刺激的だから?それとも情報操作なのだろうか(抗議=国旗を燃やす、というイメージの刷り込み)。

 関連ビデオ(動画)としては次のものもありました。
- Big Brother row hits India

 この番組は、どうも『 big brother 』という番組名のようです。次の URL で詳しく解説されています。
- アウトバーン通信 ~独国的電網生活
 個人のプライバシーを侵害する問題的番組だそうです。。。

 引用させていただきますと『……週末毎に試練が訪れる。まずは挑戦者自身が2週に1度、“家を出て行かなければならない人物”を2人、ノミネートする。それは週末生放送時に結果が明かされる。そして次週末までに、選ばれた2~3名の挑戦者は、今度は視聴者の審判(電話による投票)を仰ぐのである。2週毎にそれが繰り返され、その模様は毎週末、生で放映される。そして最後に勝ち残った挑戦者が25万マルク(約1,250万円)を手にすることができるという仕組みだ。挑戦者たちは最後まで勝ち抜けた場合、なんと100日以上もプライバシーのない生活をさらさなければならないわけだ。』

 本家 Big Brotherhttp://www.bigbrother.com/ で、フォーラム(会議室)が設置されてます。フォーラムの中(ASIA)を読むと、別に炎上している訳でもないですね。。私、差別主義者ではありませんが(と、敢えて前置きしなくてはいけないのが日本)、投稿にある「shila(インド人女性)はどうして部屋を出て行かなければなかったの?」という所がひっかかります。

 ……調べてみると、ゲストブックで顛末がかかれているようです。その、誰を部屋から追い出すところで、shannon という女性が問題発言したわけですね。こりゃ確かに問題だと思いますわ。。FAZ も問題だわね。。。

 問題ありまくりなので、ハルヒ(ASOS)翻訳しても、こっちは翻訳しません(苦笑 しっかし、これはレイシストと言われても仕方ない発言だと思いますよ。相手がイスラム圏だったら、今頃暗殺されてるかも・・・。

 特段にインド人を狙った訳ではなくて、他の国との人と同居させて反応を見るのが番組の趣旨みたいですね。ただ、インド人にしては分が悪いでしょうし、許せないでしょう。これがもし日本人だったら、日本人だったらスルーかな・・・。私だったら勘弁して欲しいですね、、たとえ日本人同士でも。

 あ、このゲストブック、今も現在進行形(リアルタイム)で会話を実況で書き込みしてる人してますね・・・。結構過激なので、興味のある方のみ。ゲームで言えば CERO Z ですわ。お、今、オーストラリアの人が今朝の新聞見て吃驚したって書いてある・・・この番組、今も続いているんですよね・・・((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

 ・・・で、日本では寿司を食べるときに本来は手で掴むのがマナーですが、なにか?
 というのをオチにしようかと思いましたが、そういうレベルではないようです。。。

20.ニュース・世相・時事 】 2007年01月19日 06:59

 国境なき医師団日本が興味深いレポートを報告しています。アメリカのマスコミで報道されなかったものの中で、それはイラク戦争よりももっと深刻な危機についてのレポート。

- 2006年、10の最も報じられなかった人道的危機

 そういえば、最近チェチェン情勢が伝わってきませんねぇ。
 石油の利権とか、
 いろいろあるらしいみたいです。。

20.ニュース・世相・時事 】 2007年01月20日 08:31

 今週、なんだこうだいって時間があったので、ワイドショーたる茶番劇を眺めていたのだが、今見ていた某番組も呆れてテレビの電源を切った。民放はじめ、NHK ですら安部政権の支持率が当初 70% に近い高支持率が現在、低下した(40%台に落ち込んだ事)と報道していた。だが、40% という支持率は歴史的に見て『高い支持率』のようだ。40% "も" あるのだ。小泉前内閣と比較してみよう。

- ◎時事世論調査に見る小泉内閣の特徴

 『発足3年を経ても、なお40%台の支持率を維持しているのは驚異的ではあるが、「貯金」がなければとりたてて突出した印象はなく、今は平均的な高支持率内閣になったとも言える。』

 このように小泉政権も高支持率から次第に落ち込んでいったように、かつてのコンピュータ付きブルドーザの異名を持つ田中内閣も支持率当初は"空前の 70% 台の支持率"だったという。だから、現在の阿部内閣の支持率 40% 台は決して悪くはない(ちなみに、お隣の韓国の大統領の支持率は 10% 台、反対は 80% に上る。社会背景・国民性が違うので一概には比較できないが、参考まで)。

 ちょっと古い文章をネットで探してみた。この公文俊平氏による指摘はなかなか興味深い。1993 年の衆議院総選挙で自民党が敗退し、日本新党(当時)が政権を獲った。文章では当初熱狂的支持率を得たものの、支持率が高いからといって期待されているかどうかは別の問題だと語っているようだ。

- 「細川内閣の展望」 

 『朝日新聞社が 9月の5 日から6 日にかけて行った全国世論調査では、内閣支持率は、71% と、過去最高の田中内閣の発足時(1972 年8 月) に記録された62% を大きく上回った。支持の理由としては、「なんとなく政治に変化を期待」をあげる人が、四割近くを占めた。(7) また自民から非自民への政権交代は、77% の人が「よかった」と評価した。このような高い内閣支持率は、その後も衰えをみせていない。読売新聞が9 月の25日から26日にかけて行った全国世論調査では、内閣支持率は71.9% を記録し、10月の23日から24にかけて行った調査では、73.4% とさらに上昇している。 

 しかし、その半面、新内閣への印象はさほど好いものとはいえず、内閣への期待も必ずしも高くない。』

(別件で興味深いのは 1993 年という現在のように民間でインターネットを手軽に利用できない状況下において情報化社会推進の必要性と情報格差が重要課題であると解いている点。この推察は素晴らしい。)

 記憶が確かであれば、当時のマスコミはこぞって細川政権を援護し、まるで日本の改革者であるかのように祭り上げていた。細川政権の支持率は最終的に 30% 台まで落ち込んでいたのに。

- 小泉長期政権への条件は徹底した情報公開 (小池 百合子)

 『細川氏の場合、内閣支持率を車のガソリンのようにとらえていました。支持率が連立政権のゴタゴタで少々低下しても、「まだ50%ある」ととらえたうえで、消費税の福祉税化という大テーマをぶつけました。福祉税騒ぎで、さらに支持率が低下しても、「まだ30%もある」と悠々と構えていたものです。まさに支持率は細川政権の生命維持装置でした。ガス欠になる前に自ら車を止め、さっさと去っていったのです。』

 仮に『支持率』だけに焦点を絞ってみても、マスコミの対応はどうも『反体制』に偏っているのではないかと思わざるを得ない。とにかく『反対』であればそれでいいのだ。理想も何もない。『体制』を壊すことによって新しい社会が(共産化された社会が)実現できると未だ信じている亡者達がいるように思えなくもない。『支持率』の状況は細川政権と同様の様相なのに、比較すらしない。単に支持率が下がったという『点』のみ取り上げている。細川政権の事は歴史から葬り去らせよう・忘れさせようとしているのではないだろうか。

 細川政権は55カ年体制の崩壊という成果は得たものの、結局の所 『口だけ』 であり実行された政策というものは何かしらあったであろうか。

 一方、現在の安部政権は着々と方針を実行へ移している。政権発足後、たった6ヶ月の間に多くの事を実行に移している。たとえば、教育基本法改正法成立であり、中国・韓国の公式訪問により北朝鮮包囲網を狭めたり、欧州歴訪による"自由と繁栄の弧"のための各国との協調、インド公式訪問(そういえば TBS は報道特集でタイミングよくインドの所謂格差社会を放送していたな・・・)、APEC参加・ベトナム公式訪問インドネシア公式訪問、EAP参加・フィリピン公式訪問、しかも、歴代首相が行ってきた"アメリカ詣で"を行わずに(*1)。政治家としての勢いとしては、印象の強かった小泉前政権と比較しても劣らない。防衛省設置法の成立や、直近では朝日新聞によると核テロ防止のため放射線発散処罰法案(仮称)を通常国会に提出するという。過去の政権と比べても引けを取らないと捉える方が客観的であろう。

 このあたりの"実績"については政府インターネットTVをご覧頂きたい。もしその存在を知らないのであれば、是非一度見ておくべきだと思う。

- 政府インターネットTV

 戦前で言えば大本営発表だが、戦前の裏付けのない偽情報の発信ではない。ウソの報道を政府が行えば、マスコミが総叩きするはずだ。逆に言えば、マスコミが何も言わない(黙殺している)という事は、このネットによる政府報道は事実であるとも考えられないだろうか。

 忘れてはいけないのは、民放テレビ局や雑誌・新聞社は広告収入によって経営を成り立たせている。つまり、視聴率や売り上げ部数を稼ぐことが大切なのだ。社会的に大切な事であっても、視聴者が面白おかしくテレビをみてくれるような事、面白可笑しい読み物をエンターテインメントとしてをとりあげなくてはいけない。そこに目を付けたのが政治家達だったようだ(*2)。

 まだ私は情報元を正確に辿れないのだが、マスコミを巧く活用したのが、あの空前の支持率 70% 台を獲得した田中内閣時代だったという。

 だが、皮肉にも、今は逆に立場は逆転し、政治家達がマスコミに利用される存在になってしまっているのは周知の所ではないだろうか。ネットにつながっている人達であれば、賛否中立含めて様々な情報を入手出来る。一方、ネットにつながっていない人達は情報源としての旧来メディアであるマスコミ(テレビ・新聞・雑誌・ラジオ・チラシなど)による一方的な情報を受け入れるしかないのだ。ネットを使わなくとも努力すれば反対意見を見つける事は可能ではあるが、情報を入手するための労力や時間はネットを使うか使わないかで大きな違いがあるだろう。ネットに繋がっていれば、海外から見た日本の政局の批評を読むことも出来るのだから、リアルタイムで、いつでも、どこでも。

 だから今、マスコミ側は『支持率』という『点』に絞って、現政権を貶めようとしているように思う。確か、前回の選挙では『マニュフェスト』(政権公約)が1つのキーワードになっていたのだが、今回はマニュフェストの"マ"すら出てこない。間が悪いのかどうか知らないですが。ネットには、検索エンジン goo! でマニュフェストを検索すると、次のようなものも目立つところに出てくる訳で。

- 教えて!goo 民主党の公約(マニュフェスト)について

 忘れたい過去なのかな? しかしながらネットでは前回の参議院選挙で各党が掲げたマニュフェストを再確認し、現在の主張と比較することも出来るのだ。

 なぜマニュフェストをとりあげたかというと、選挙期間中、現行の公職選挙法ではマニュフェスト(政策指針)を候補者のサイトでは掲載することができないのだ。この欠陥点をまず挙げておきたい。公職選挙法ではネットに関する規定は今もなく、ネットでの選挙活動(選挙期間中の宣伝と思われる行為)は文書図画の掲示・頒布に抵触する可能性があるため"自粛"状態であり、事実上の"禁止"である(*3)。

 ネットに繋がる者と繋がらざる者、つまり、情報を持つ者と持たざる者による情報格差社会が今の日本では成り立ってしまっている。そこが本当の『格差社会』ではなかろうか。密かに政治家やマスコミ達は『情報格差社会』を歓迎しているように思えなくともない。マスコミはこれまで通り、ネットも自分たちの思いのままに操ることが出来ると信じていのではないかと穿った見方をしたくもなってくる。しかし、ネットがあれば、私たちは様々な情報を自ら取捨選択し、自らの頭で考え、ある時は時や場所を越えて討議する事もできるのだから。

 正直、ホワイトカラー・エグゼクティブに関するマスコミ(旧世代)の世論誘導は巧くいったのではないかと私は呆れかえっているのだが。経緯については Wikipedia(ウィキペディア) の記述が中立で参考になる。こちらは未読であれば是非読んで、論点は何だったのか押さえておかなくてはいけないだろう。

- ホワイトカラーエグゼンプション - Wikipedia

 鍵となるのは、当初政府(厚生省)が提示していたのは管理職が対象だった。ところが、マスコミは経団連のホワイトカラーエグゼンプションに関する提言(2005年6月21日)から『その年収の多寡にかかわらず、ホワイトカラ-エグゼンプション制度を適用する』(*4)という箇所を引用し(年収について言及している部分は伝えずに)、『残業代ゼロ法案』という名前を一人歩きさせた。結果、ホワイトカラー全てに対してホワイトカラー・エグゼクティブが適用させるイメージを植え付けさせる事に成功した。

 ホワイトカラー・エグゼクティブについては、衆議院の委員会で論議されただけであり(*5)、法制化に向けての法案提出・本格的な国会での答弁は一切なされていないのに関わらず、マスコミ曰く『残業代ゼロ法案』が、あたかもブルーカラーも含めた全労働者に対して残業代を支払わないかのように思いこませ、骨抜きにされているのが日本の今の国政ではないだろうか。その結果が、安部政権の支持率低下に繋がっているのかもしれない。

 戦前の自由民権運動大正デモクラシーにおいては、政府が検閲して世論を誘導したと言われるのだが、今のマスコミは自分たちの主張したいように『情報統制』を行いたいのではないか、そのためには『情報格差社会』が必要であると考えているのではないかと思うと恐ろしい。

 私たちは、いま、まさに洗脳社会のまっただ中にある。この中で正気を保って人間らしく生きたいのであれば、一方的な情報のみをうのみにせず、ネットなどを使い、多角的に情報を個々人が取得し、それぞれ自らの頭で考えなくてはいけない。そして、行動に移さなくてはいけない。

 もうすぐ参議院選挙がある、今年の7月22日投票の見通しだ。既に情報戦は始まっている。たぶん、マスコミは「支持率低下」「無党派層の増加」「投票率は年々低下」などをキーワードに工作を始めてくるはずだ。前回の選挙の時も「どうせ投票しても無駄でしょ?」といった風潮をマスコミが流布していたように私は感じている。今必要なのは、自分で考えて行動すること。自分で考えて投票すること。この書き込みもそうだが、目の前の情報をそのまま受け入れるのではなく、必ず吟味した上で行動を起こさなくてはいけない。

 でなければ、私たちは単なる情報奴隷だ。情報奴隷にならないようにするためには『情報格差社会』を是正しなくてはいけない。政治なんて興味ないと普段思っている方もいるかもしれないが、自分たちの生活に直結することが政治(まつりごと)であり、政治に興味無い事がカッコイイなんて思っているなら、それこそ奴隷そのものの姿ではないのだろうか。政治について語る・話し合う事は格好良くないかもしれないが、格好悪くもない。そういう次元の話ではないのだから。だから、もし何か自分の思うところがあればネットを使って自由に情報を発信していけばいいと思う。検索エンジンが拾ってくれれば、誰か目にとまる事もあるだろう。ネット上のコミュニティで論議をしてもいいだろう(論議と個人に対する誹謗中傷を混同しないよう注意が必要だが)。とにかく、行動が情報格差社会を是正していく、そして、社会を変えていく。そう私は確信している。

 とりあえず、テレビのニュースは民放しか見ていないのであれば、たまに NHK を見て比較してみると良いと思う。選挙権がある有権者なら、必ず投票するように。望ましい候補者や政党が無くとも、その中で"まだマシだな"と思う方を投票すること。有権者なのに投票に行かず選挙や国政について語るべからず。未成年で選挙権がなければ、まずは本を読んだり人の意見に耳を傾けたり、見聞を広める事をお勧めする。

 兎にも角にも、行動を起こさなければ何も変わらないのだから。


参考文献: *1 首相官邸, http://www.kantei.go.jp

*2 マスコミ最大のタブー『電通の正体』 永田町との深い関係 小泉首相にワン・フレーズ・ポリティックスをアドバイス, http://www.asyura2.com/0505/senkyo11/msg/454.html

*3 公職選挙法 第142条(文書図画の頒布)・第142条の2(パンフレット又は書籍の頒布)・第143条(文書図画の掲示)

*4 ホワイトカラーエグゼンプションに関する提言, (社)日本経済団体連合会, 2005年6月21日, http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2005/042/teigen.pdf pp 12-14

*5 http://www.shugiin.go.jp/itdb_search.nsf/ITfoSearch2?OpenForm&Seq=1

* メディア別内閣支持率調査結果から見えるもの(1), 青山貞一, http://blog.livedoor.jp/aoyama211111/archives/50672472.html

* 選挙活動における議員のインターネット利用の有効性と問題点-ホームページを中心に-, 梶野 智子,http://www.slis.keio.ac.jp/~ueda/sotsuron98/kajino98.html

20.ニュース・世相・時事 】 2007年01月21日 07:03

 先日テレビのニュースで、財政破綻した北海道夕張市の成人式について報じられていた。財政破綻の折、市からは補助金が出ないため、いや、出るのだがわずか"1万円"。一生一大の大イベント、成人式の開催が危ういとの事。このニュースが流れた途端、成人式の運営委員会には 238 万円の寄付が集まり、夕張式の成人式は無事開催され、目出度し目出度し……となった。……はずであったが、どうやら真相は違っていたようだ。

- 夕張市成人祭 ~マスコミが報道しない真実~

 裏のとれていない情報なので何とも言えないのだが、私が一般的に認識していた『成人式』と夕張市の『成人祭』とは趣が違うという事だ。一般に成人式というと、お偉いさんが色々と能書きを~というのをイメージするのだが、夕張市のそれは、ある種の同窓会のような意味合いがあるという。

 私の成人式の場合、開催にかかった費用は市が出費していた。だが、飲食会なんてものはなかったのだが。しかも、開かれたのは市民会館ですが、何か?(富山県滑川市) それとも成人式というのはホテルで行うのが常識なのだろうか。まぁ、このあたりは市区町村によって違うのだろう。

 興味深いのは、テレビ報道により寄付が集まる前に、既に大人の運営委員会によって 18 万円の寄付が集まっていたという。大人達が寄付を募るために奔走していたというのだ。

 毎日新聞によると『今年の支出は例年の半分以下の20万~30万円程度の見通し。残りは来年度以降に繰り越す』という記事があるので、運営委員会による 18 万円の寄付で開催は可能だったという裏付けがとれなくもない。238 万円も集まったのだから、このまま 91 人規模の成人歳であれば、30 万円の予算として、少なくともあと 8 年間は続けられるようになった訳で、喜ぶべきニュースなのかもしれない。

 ・・・4時間程ネットの海を漂った(ネットサーフ=死語)が、肝心の一次情報にたどり着くことは出来なかった。唯一それに近いのが、次のニュースだ。朝日.com の北海道地方版が引用されている。

- 夕張に残り 介護の仕事に就く土屋美樹さん

 『成人式では、市が毎年補助した60万円が全額カットされた。「なんで私の成人の年に破綻(はたん)するの?」とも思った。でも、住民有志が18万円カンパしてくれた。ゲームの景品にと、ホテルが食事券や入浴券を提供してくれた。コンビニに置いた手作りの募金箱の中身は3万円を超えた。』

 この記事ソースは朝日新聞.com であるが、該当のリンク先の記事は既に存在しなかった。都合が悪いから消した、と捉えられても仕方がないのではないか>朝日新聞.com。とにかく、限りなく近い一次情報では、住民からのカンパが 21 万円に上った事が分かる。

 他の方法で一次情報を探した。誰か出席者はいなかったのか。[mixi]の"北海道夕張市出身!!!"(246人参加)というコミュニティを発見したが、参加者による成人祭のトピックは何も無かった。コミュニティに参加している各個人を全て辿り、関連している公開日記を辿ると、以下の通り。一番上「そういえば」の「実行力」云々の件は気になる(mixi アカウントを持っていない方でしたら私にメールいただければ招待します。)。

- そういえば (夕張市出身, 神奈川県厚木市在住)
  『今年は手作り成人式だったらしいけど・・・; そんな実行力のある人いんのかな? 俺はムリw まぁ寄付くらいならできるかなぁ~ 』

- 祝☆成人式 (夕張市出身, 北海道札幌市在住)
  『成人式の費用が市から出ないから自分達の力で手作りの成人式だったみたい。』

- 成人式の差 (夕張市出身, -)
  『微力ながら寄付させてもろうたがこんな夕張に熱い若者達がおるなら将来は明るい。』

- 記者会見かっ!!! (夕張市出身, 北海道名寄市在住)
  『会場の市民会館に入った瞬間取材陣!!!やっとかわしたと思ったら取材陣!!』

- 成人式 (夕張市出身, 北海道苫小牧市在住)
  『そんな辛い状況でも自分たちの先輩たちは、思い出に残る良い成人式にしようと、みんなのために頑張っています。 』

- ☆夢のような一日☆ (夕張市出身、北海道札幌市在住)
  『あとなんだかなぁ…って思ったのが、会場でクラッカー鳴らしてるヤツとか、ドコの組長よ!?チンピラよ!?!?(見た目が)ってヤツとかが、ぜーんブ知ってる人だったコトです(^ー^; 』

- 見て見て!! (夕張市出身、愛知県在住)
  『今年の成人式は俺のデブチンな弟も出るもんでなおさら人事には思えなくてさぁ・・・この場を借りてカンパしてくれた方や応援してくれた方にお礼を言いたい。ありがとう!! 』

- うちの成人式は日本一だな。 (夕張市出身、東京都八王子市在住)
  『全てが0からのスタート、予算は繰越金の一万円のみ。ニュースで見た人も多いと思うけど、全て手作りの式典だった。 』

- 初泣き (東京都台東区出身、東京都墨田区在住)
  『みのもんたの『朝ズバ』で夕張市の成人祭・実行委員会代表の土屋美樹さんの頑張る姿を視ていたらなんだか涙が出てきちゃったよ 』

- 成人式 in 夕張 (夕張市出身?、-)
  『昨日は大変な一日でした。というのも、地元の成人式に出席してきたんです。(略) 全国各地から記念品が贈られてきて、式の予算は(´A`;)だったにもかかわらず、新成人に配られた記念の品々はすごい数でした。 』

- さまざまな成人式・・・ (北海道札幌市出身・在住)
  『開催さえ危ぶまれた成人式を、思い出に残したいと、力を合わせて成功させた夕張の91人は、全国から、多くの人の暖かい気持ちに祝福され、しっかりと新成人としての一歩を踏み出す事と思います。 』

- 松山千春とみのもんたVS武部元幹事長と太蔵議員 (夕張市、北海道札幌市在住)
  『みのもんたもエライ\(^_^)/さすが、セイヤングでパーソナリティしていただけのことはある!!(なんのこっちゃ)やっぱり現地をしっかりリポートしてニュースソースを作らなくっちゃ。24日の特番、しっかり見ようと思います。 』

- 夕張の話ちょっと (夕張市出身、-)
  『テレビでは、「こんなに夕張は大変なんです」みたいなニュースを流している。そのほかに「こんなに夕張には頑張っている人たちもいるんですよ」っていう放送もしてくれるといいと思う。 』

- 夕張日記第88回。 (夕張市出身、-)
  『新成人が自ら、行政の主導なく成人式を行ったことは、行動力のみならず、大人の仲間入りとして十分すぎる実績として評価できることではないでしょうか。テレビでも各局放映していましたが、久々にいい話題だったと思います。』

 ・・・当事者たる成人祭参加者の書き込みもあり、あくまで『主観』ではあるが貴重な意見だ。当事者でない方達はどのようにして情報を入手したのだろうか。

 さて、ウェブでは新聞社以外に、

- 夕張市の91名の新成人の皆さんへ
- 土屋美樹さん(夕張市成人式実行委員)頑張れ! -成人式に思うこと-
- 頑張って、ちゃんとした新成人諸君!

 このような肯定的意見もあった。だが、もし先の夕張市の記事を見たらどう思うであろう。もし、先の記事が事実であるとするならばだ。この方には申し訳ないが、先日私が書き込んだ『情報格差社会』の被害者と言わせていただいても良いのかもしれない。

 少なくとも、マスコミは『事前にカンパが既にあった』事を一切取り上げていない。『若者達だけで成人式を成し遂げた』という『美談』で完結している。一方、ネットでは裏のとれない情報ではあるが、この『美談』に対する否定的意見を多く見かける。

 カンパがあった事を隠していたのはマスコミであるのは事実であろう(それとも裏付けを取らずに報道したのであればマスコミとして失格)。あるいは、何か夕張市に恨みがある誰かがウェブ記事を書いたのかもしれない。マスコミもマスコミだが、単なる僻みでウェブに書き込むのも人としてどうかと思う。だが、この記事が無ければ、私も夕張市の事は『美談』のうちの1つとしてか記憶に留められることはなかったであろう。そういう意味では、情報とは何かを考える者にとって、今回の件は色々興味深い。

 こうも情報が氾濫してくると、何が真実で何が事実なのか分からなくなってしまう。本来信頼すべき(できた)情報ソースであったマスコミが情報操作を行っていると懸念せざるを得ないからだ。あとは、自分で情報を収集するしかないが、この夕張市成人式についてだけでも、これだけ時間をかけて分かったのは

 「夕張市の成人祭は市関係者・成人祭参加者によって構成されている」
 「成人祭がテレビ報道される前に、18 万円のカンパが集まっていた」
 「カンパ費用や会場変更、地元商店街の協力により、成人祭は開催できる予定だった(テレビ報道前に)」
 「コンビニ等でもカンパを募集しており、3 万円あつまった」
 「夕張市の成人祭には地元から 21 万円のカンパが集まった」
 「カンパの合計金額は 238 万円だった」

 肝心なのは当事者が情報を発信していく事が必要ではないだろうか。成人祭の参加者が、運営委員会が情報を発信してさえいれば、それは一次情報として貴重な情報源であり、限りなく真実に近い情報となる。信頼たる情報源(ソース)であれば、マスコミがなんと言おうと関係が無いはずだ。これが今、現在進行形で進んでいる情報格差社会の正体かもしれない。情報を発信できうる者が世論を支配できるのかもしれない。これまではマスコミが唯一の存在だった訳だ、今はネットという個人が情報を発信しうる手段を持っている。

 突飛するが、たとえば「Loose Change Japanese nihongo 911」の映像とて、何者かがブッシュ政権失墜の為に仕組んだ映像と考えられなくともない。本当に事実であれば、事件が起こる前に告発する事も出来たのであるだろうから。事後証拠・事後証言であれば、いくらでも揃えることができる。これらインタビューや各種資料が、もし、事件前に公開されていたのであれば、信憑性は極めて高かったであろうし、これだけの資料を揃えることが出来たのであれば、なぜ告発が出来なかったのだろうか(もしかしたら告発はあったのかもしれいないが抹殺・抹消されていた可能性も否定できない)。

 情報が操作されてマスコミによって配信されるのも厭だが、ネットで混乱を招く情報が流布され『本当の事』が分からなくなっていく事のほうも恐ろしい。とはいえ、現段階では、マスコミによって殺人など暗い殺伐としたニュースばかり流されるのも厭だが、夕張市関係者(運営委員会の大人達、地元の方達、運営委員会、夕張市民)の努力は取り上げず「若者だけ」という点のみを取り上げ美談としたマスコミ(その背後には行政叩きがあったのではないのかな?成人式へのお金も出せないのかねっていう事)の姿勢は許されるものだろうか。「若者」で思い出した。確か戦前のニュースで「学徒動員」を「素晴らしい事」として報道していたニュースフィルムというのも存在していた。

- 『学徒出陣』 昭和18年 文部省映画(2-1) [YouTube]
- 『学徒出陣』 昭和18年 文部省映画(2-2) [YouTube]

 さて、夕張の真相や如何に。


 とりあえず・・・皆さん成人おめでとう。
 農家の私としては、夕張市のメロン農家さん、頑張ってください。。

- JA ギフトセンター 夕張メロンのご案内(ただし今年度分は売り切れ。旬モノですから。今夏は皆さん買いましょう。私も買います。)


参考文献:
- sideblue weblog 夕張市成人祭の裏, 兼乃さん
- 夕張市の91名の新成人の皆さんへ, 団塊の世代の虫眼鏡と遠眼鏡, appleysさん
- 成人式ではなくて成人祭です, CHRONO WING 1.0
- http://kemumaki.iza.ne.jp/blog/entry/102442/ ぬる山成勲さん, 写真掲載
- 自動揉め事ニュース作成, はてなブックマーク
- あんてな - 夕張市成人祭 〜マスコミが報道しない真実〜 の詳細, あんてな
- 夕張市:「成人式どうにかして!!」新成人の訴えに共感. 2007年1月4日, 毎日インタラクティブ
- 夕張市:成人祭に新成人91人出席 全国から励まし, MSN毎日インタラクティブ
- 全国から寄付 手作り成人祭「工夫でマチは元気に」 夕張 【写真】, 2007年1月8日, 北海道新聞
- [mixi] 北海道夕張市出身!!!
更新: 2007年1月23日 - 市からの助成額が"1円"と誤表記していたのを"1万円"と修正。

20.ニュース・世相・時事 】 2007年01月22日 08:58

 私は朝鮮事情については中立ですが(と敢えて書かなければいけない日本人の私)、とある朝鮮日報の記事に興味深いものがありました。高宗純宗というのは朝鮮日報曰く、朝鮮最後の皇帝の記録について。

- 『高宗純宗実録』の「気まずい」インターネット公開
 
 問題となっている箇所は、この公式記録『 ○ 日本国 皇帝に 韓国 統治権を 譲渡する』 隆煕 3 年(1910年) 8 月 29 仕事 (日本語翻訳かけてます)(原文)に関して。


皇帝は 次と 一緒に 言う.

“荷( 朕) これ 不徳( 否徳) で 行くんだって( 艱大) たいてい 負う 受け継いで 臨御( 臨御) たいてい 以後 今日に 早いように 精霊を 維新( 維新) する のに 関して 再三 はかって 取り揃えて 試して 力をつくすことが 早いでしょう ない のが いやだとはいえ, 元々 虚弱な のが 積もって 病み付きが なって 疲弊が 極度に のぼって 時日 間に 取り返しする 施策を 行う 見こみが ないから 真夜中に 憂慮するに 先後策( 善後策) これ 茫然するようだ. これを 引き受けて 地理( 支離) することが もっと ひどくなれば 終わらせる 自ずから 収まる 数 ない ところ これを のだから いっそ 代任( 大任) を 他人に 任せて 完全に 割 方法と 革新する 功效( 功效) を 得るように ハムだけ できない. そうするので 荷が これに 決然と 耐性( 内省) して 確実に 自ら 決断を 下って これに 韓国の 統治権を 従来から 親しく 信じて 頼った 隣り 国 大日本 皇帝 陛下に 譲与して 外で 東洋の 平和を 強固に して 中へ 腕役( 八域) 義 民生を 保全するように したら 君たち 大小 臣民たちは 国勢( 国勢) わ 時の( 時宜) を 深み 察して 煩わしく 騷乱を 起こすの 以外に それぞれ 彼 職業に 安住して 日本 帝国の 文明した 鳥 政治に 従って 幸せを 一緒に 受けなさい.

負けることの 今日の これ 措置は 君たち 民衆を 忘れることが なく まことに 君たち 民衆を 救援しようと する 至極な 意味で 出た のだから 君たち 臣民たちは 荷の これ 意味を 充分に 推し量りなさい. ”

 Enjoy Korea では訳の分からない機械翻訳になってしまいますが、朝鮮日報の日本語版では一部わかりやすく翻訳されています。


「ここに韓国の統治権を、従前より親しく信じ、頼りに仰いできた隣国大日本皇帝陛下に譲与し、外に東洋の平和を強固にし、内に八域(朝鮮全土)の民生を保全しようとするので、爾(なんじ)ら大小の臣民は…(中略)…煩わしい騒乱を起こさず…」

 内容に特にコメントしません。こういう情報ありますよ、という事を提示しておきます。

 本人が本心から書いたのかもしれませんし、それとも日本側が書かせたとも言えなくもありません。ですが、当事者の資料として残っているのは事実です。

 そういえば、富田朝彦宮内庁長官(当時)が書き遺された「昭和天皇の戦犯に関するメモ」(所謂"富田メモ")も一時期話題になりました。争点は「昭和天皇が直接書き記した事ではない」という事で意見が分かれ、今はもう有耶無耶にされた感もありません。

 一方、韓国で誰が書いたのかはっきりしている一次資料がこのように公開される事は良いことだとは思うのです。たとえ都合が良くとも悪くとも。


参考文献:
- 『高宗純宗実録』の「気まずい」インターネット公開 朝鮮日報(日本語版)
- 고종·순종실록의 '찜찜한' 인터넷 공개 日帝침략·항일운동 누락 등 오독·오용 위험성 많아 朝鮮日報(原文)
- 朝鮮王朝実録 THE ANNALS OF THE CHOSON DYNASTY, 韓国史編纂委員会(National Institute of Korean History)
- ys 「 『昭和天皇』A級戦犯メモ 富田メモの危うい『政治利用』 」, 櫻井よしこ, 櫻井よしこブログ, 2006年8月3日号

20.ニュース・世相・時事 】 2007年01月23日 13:28

 最近医師や薬局で『ジェネリック医薬品(後発医薬品)』を薦められる事はありませんか? 特許切れで誰でも作ることができるようになった医薬品を、同じ製法で、同じ成分の同じ薬品として作りだされたものがジェネリック医薬品。

- 人命は特許に優先する:危機に晒される数百万人の命 −安価な医薬品へのアクセスを守るための署名のお願い−

人命は特許に優先する! 署名のお願い:スイスの製薬会社ノバルティス社がインド政府を提訴しています。同社が勝訴すると、世界各国の数百万の人びとが安価な医薬品の入手源を失う恐れがあります。世界各地の数百万の人びと安価な医薬品の入手源を恐れがあります。 国境なき医師団 www.msf.or.jp


 国境なき医師団が署名活動を行っています。署名内容の詳細は国境なき医師団日本 www.msf.or.jp をご覧下さい。

 日本の署名ページでは概要が分かりにくいかもしれません。そのときは本部の請願書も併せてお読み下さい。署名は『SIGN MSF'S 'DROP THE CASE' PETITION』(訴訟取りやめの請願書)に記されます。


 国境なき医師団の活動にはインド製のジェネリック医薬品が数多く使われています。理由は"安い"からです。安いのにかかわらず、成分は全く同じ。しかもインド製は良質。これは活用しない手はありません。これにより、世界各国で安価な医薬品が入手できるようになっています。インド製のエイズ(HIV)治療薬は今や世界各地で必要不可欠となっています。

 エイズ治療薬としては世界の発展途上国中の半分がインド製ジェネリック医薬品を使用し、国境なき医師団では 8 万人のエイズ患者治療の 8 割以上に使用されています(*1)。

 ですが、元々特許を持っていた会社としては、自社の収益源にも繋がることもあり、面白くないのかもしれません。せっかくお金かけて研究してきたのに、というのも言い分の1つ。・・・本来ならそういう所ですが、、、

 実は、インド国内の特許法では『医薬品は特許として認められていません』でした。つまり、特許有効期間内であっても、インド国内では堂々とジェネリック医薬品として海外の医薬品をジェネリック医薬品として製造・輸出することが出来ました(2005年にインドの法律は改定されています)。

 インドは WTO(世界貿易機関)加盟国なのでノバルティス社は WTO に則り知的財産保護を遵守するよう裁判を起こした→現在は 1 万件程のの医薬品が特許審査待ちの状態にある→特許が認可されると特許保護期間内のジェネリック医薬品が高価になる(特許の有効期限は20年間/WHO規定)→国境なき医師団の活動に支障をきたす恐れがある(インドに頼っているので)→それに対して国境なき医師団は→「まずは話し合おう」と公開質問状を送っている所です。

 ノバルティス社の訴えは、制ガン剤をインドでの特許を申し出たのに却下されたからです。製品名(Gleevec, Glivec)が一般的だったものという事と、製品開発時のインド法制下では特許として認められなかった事を理由に2006年1月に申請を却下。それで裁判を起こしたという訳です。

 この制ガン剤 Gleevec は患者1人が1ヶ月使用するために $2,600 (約30万円)必要です。ところが、インドでのジェネリック医薬品の場合は月 $200 (2万円)まで抑えることができています。これはちょっとノバルティス社としては納得がいかないという事で裁判になったようです。

 もしこの裁判で特許が認められると、他のインド製ジェネリック医薬品にも影響が出て、国境なき医師団の活動だけでなく、発展途上国中の医療にも重大な影響を与えかねない恐れがあります。それで「人命は特許に優先する! 署名のお願い」という訳ですね。

- ノバルティス社がインド特許法に異議申し立て MSF、医薬品へのアクセスが危機にさらされていると警告

 ちなみに国境なき医師団本部の署名ページはこちら『THE LIVES OF MILLIONS ARE AT STAKE!! 』。

 ところでノバルティス社(Novartis)は本社がスイスにあり、ジェネリック医薬品分野で業績向上しています。署名の送り先の Dr. Vasella というのは、Daniel Vasella 博士、つまりノバルティス社の CEO (最高経営責任者=社長)です。

 加えて、このノバルティス社について。2006 年の全世界売上高は日本円で約 4 兆円(現時点の任天堂の時価総額に匹敵)、世界 140 ヶ国近く展開、社員約10万人。通常医薬品とジェネリック医薬品の売り上げを見てみます。2004 年は 約 6:1 だったのに対して、2005 年には 比率は約 4:1 とジェネリック医薬品の売上高は向上しています。あわせて年々通常医薬品とジェネリック医薬品の売上高は双方とも向上しています。


参考文献:
- *1 MSF: Q&A on patents in India and the Novartis case, 国境なき医師団本部
- ノバルティス社がインド特許法に異議申し立て MSF、医薬品へのアクセスが危機にさらされていると警告, 国境なき医師団日本, 2006年9月27日
- ノバルティス, Wikipedia
- ノバルティスファーマ株式会社
- ノバルティス2005年業績:売上高・利益ともに過去最高を更新, ノバルディスファーマ株式会社, 2006年1月23日
- ノバルティス2005年第1四半期業績発, ノバルティスファーマ株式会社, 2005年4月26日
- www.novartis.com 本社サイト
- ノバルティス ファーマ、「生活習慣病予防キャンペーン2007」に特別協賛
- 後発医薬品, Wikipedia
- 国境なき医師団, Wikipedia


20.ニュース・世相・時事 】 2007年02月02日 06:06

 「残業代ゼロ法案」としてヤミに葬り去られようとしている法案。日経 BP ビジネススタイルに興味深いニュース解説が掲載されました。

- ホワイトカラーエグゼンプションは「残業代ゼロ」ではない - ビジネススタイル - nikkei BPnet

 この中でホワイトカラー・エグゼクティブ制度の事を「高度専門職年俸制度」と置き換えている事に好感が持てました。これは巧く日本語訳されていますね。また、解説の中では私が下手で正しく表現できなかった「どうして国会で肝心な所が論議されなかったのか?」についても触れられていますので、法案賛成・反対問わず一読されることをおすすめします。

 ところで気になったのは3ページ目の記述です。

『年収が高い人に制度を導入するということではなく、高度な専門職として働く人の年収はそれなりに高くなると思う。そして、そのような仕事の性格や給与水準は業種や企業規模、職種によって異なる。年収一律で決めるのではなく、そこは各企業の労使で判断できる柔軟性が必要である。』

 この記述、なにか関連性があるような気がして暫く考えてました。そうです、『格差社会』というキーワード(どちらかというと、もうパズワードだと思います)を思い起こしました。つまり、この制度が本来の趣旨通り「働くべくして努力する人が報われる社会を作るための法律」として機能してしまうと、困る層が出てしまう(例えると旧来は非平等的な取得を得ていた層)のではないか、という穿った見方をしたくなってきてしまったのです。なぜでしょう。

 一見すると無関係と思われる『ホワイトカラー・エグゼクティブ制度』と『格差社会』ですが、マスコミの基本論調としては「どちらも反対」です。視点を置き換えてみると、ホワイトカラー・エグゼクティブ制度を導入することにより、本来評価されるべき人達が高収入を得ることは所得格差社会を招くので、それは許されざる事である。であるからして、ホワイトカラー・エグゼクティブ制度を法制度化するなんてとんでもない、だから潰さなくては、というマスコミによる悪意すら感じてしまいます。

 よくよく思い出してみると、ホワイトカラー・エグゼクティブ制度についてはマスコミは論議すら避けてきたのではないでしょうか。論議すらさせない、そう、まるで核武装や憲法改正について論議すら許さないという風潮の事です。とにかく悪いものは悪いとレッテルを貼ってそれで終わり。マスコミの"マス"とは大衆を指す言葉のはずなのに、今となってはマスコミのマスコミによるマスコミのための報道になってしまっている可能性があります。そこに便乗している政治家や企業など何らかの利害関係も絡んでいる可能性すらあるのですから。

 今となっては忘れ去られた言葉ですが「メディア・リテラシー」を今一度考え直す良い機会かもしれません。日本の商用インターネット創生期にはマスコミが一斉に「メディア・リテラシー」を叫んでいたのに(私はもうネット側の人間だったので叫ばれる側でしたけど)なんとも皮肉な事です。

 これだけ情報がある時代です。自分で情報を集め、判断して、発言をしてゆく。そういった姿勢が求められる時代になってきたのは良いことだと思います。私たちは、マスコミやネットに漂う表層的な意見(あるいは主張)をそのまま受け取るだけでも、自分自身が考えたように錯覚してしまっているような気がします。今こそ、マスコミやネットでの発言の真意を捉える力が個人に求められているように思います。そして、発言する側は、例え個人であっても出来うる限り他人の言葉を使わず自分の頭で考えた自分の言葉を用いる必要があるのではないでしょうか。


関連記事:
- 真の格差とは『情報格差社会』ではないのか。僕たちの洗脳社会。
- 『格差社会』という言葉はマスコミによって増殖された妄言(目指せ!日本の赤化)ではないのか?という疑問。

20.ニュース・世相・時事 】 2007年02月18日 18:48

 F-22 戦闘機(というより、搭載兵装からすると
 戦闘攻撃機っぽいな・・・)が、
 先日の2機に続き今日は8機が沖縄・嘉手納基地に配備。

 これ、ニュースでどこも思いっきりスルーしてるんですけど、
 前回は「ハワイ」から、
 今回は「アメリカ本土バージニア州ラングレー空軍基地」から、
 "はるばる"と"無着陸"で沖縄に来たっ!!ってのは、
 色々興味深いと思うのに誰も突っ込まないのはどうよ?というのが
 なんとなく気になる。

 えーと、F-22A の航続距離は 9,000 km で、
 これは F-15 の増槽して 5,600 km と比べても、
 素晴らしい(ある意味、恐ろしい)のですけど、
 空中給油は何回してたんだろうか、とか
 実際の航続距離は?とか、
 実は「故障で引き返しました」といっているのは
 わざと「航続距離試験」をするための「確信犯」?
 とも思えるわけで。
 いや、すごい。
 マスコミがこの点を思いっきりスルーしているのも
 いや、すごい。ほんとに。
 実際の戦闘行動半径は 1,200 km といえ、
 うーむ。。

 ちょっと前に自衛隊で対地攻撃能力を高めるために
 空中給油機をたかが数機導入するかどうかで
 マスコミや一部方面で燃えてたけど、
 F-22A があれば、空中給油機いらないじゃないか!!
 という所を誰も突っ込んでいないのが笑える。
 これって、防衛省に対しては最大のデモンストレーションだよね。。
 アメリカからの。空中給油機があれば、さらに行動範囲が広がりますよと。

 ま、実際ミサイル防衛に数兆円をつぎ込むのであれば、
 実効性・実働性が高い F-22 を早期に日本に導入したほうが
 安くつくし、良いんでない?なんて思ったりして。
 例え購入費用やライセンス生産の費用が高く付いても。

20.ニュース・世相・時事 】 2007年02月21日 22:34

 ちょっと色々ぁったりして、数日間が開きました。まぁ、極めてプラィベートな事なので、どぅでもぃぃですねぇ。はははー。でぇ、例にょってディスク整理してぃると昔の記録(blogなんて言葉が無かったとき)が出てきたので、それをもぅ一度upします。

 まぁ、感想としては「予想より速く"もしも"が現実化してしまったな」とぃぅ所です。

 思ってぃたより、世の中のスピードは速ぃですょ。

 他にも興味がぁれば、logbook(かなり誤字・稚拙表現ぁり□) に上げてぁります。昔から言ってぃる事に、全く進歩がなぃとぃぅか、ちょっと、私は頭を柔らかくしたほぅが良さそぅですねぇ。反省ぃたしてぉりますにょ。ゥェブサィトもコンテンツがバラバラで統一感が皆無。もぅそろそろ、整理したらぃぃかなぁ?ぅぐぅ。。。

(↑本日は天候不良の為、一部文字の表記が乱れております。快適なサービスを提供出来なかった事を、深くお詫び申し上げます。)


■ いつか来た道 - 1999.11.4

 『子供のマンガ離れ進む』11月3日付け日本経済新聞の中当たり(33面)にこんな見出しが踊る。少年・少女向けマンガは売れ行きが落ち込み、もっぱら子供の関心はゲーム一辺倒だという。紙面では、現在のマンガの主な購読者層が大人に移ったこと・子供はゲームに夢中でマンガに興味をもたない事を伝えている。締めくくりは「若い漫画家がもっと児童向けの作品に挑戦すれば、もう一度、子供は戻るはず」という意見を乗せている。

 ……

 ふざけるな!!!!!! 子供は大人のおもちゃじゃない。  

 誰が若者や子供たちを消費社会のターゲットにしたんだ? 女子高生・大学生のブランドブームや携帯・コンビニ・そしてゲーム。みんな大人がけしかけたんじゃないか。
 責任取れよ。
 自分は関係ない? 

 ……

 漫画離れと「子供の想像力欠如の危惧」。
 参ったな……
 これまで個人的には、
 漫画やテレビ・ゲームは社会とは関係が無いとおもっていたのだが。。

 ……

 思い出して欲しい。「子供の活字離れが進む」という言葉が流行っていたはずだ。数十年前からずっと。今回の記事の中に親が「子供の時に読んだ漫画は今でも心に残っている。娘にもその感動を知って欲しいのに……」そして「子供の想像力は衰えており、今後、子供が独自の領域を形成できるのか心配」という結び。

 なんだ、「漫画」と「活字」を入れ替えただけじゃないか。

 この論理が正しいとすれば、かつての「子供」が「大人」になった今、「大人」こそが「想像力を欠如した」存在ではないのか? 今の「大人」は「子供」の頃に活字本を読まなかったんだからな。

 想像力を欠如した大人が自らの「自己欲望第一主義」の名目の下に、サリンを撒き・麻薬に手を染め・政治を反故にし・拝金主義を第一の人生幸福価値基準とし・道徳と歴史を棄てた。これが想像力無き子供が育った「大人の社会」だ。

 ……

 漫画を子供が読むようになれば、全てが解決するのだろうか?
 活字本・漫画・ゲームが無ければ、子供は想像力を持てないのか?
 大人は子供が遊ぶための「独自の世界」を準備してやらねばいけないのか?

 ……そんなバカな事はあるまい。(……と、心の奥で信じようと努力している……)

 きっと10年後には「子供のゲーム離れ進む・興味はもっぱらネット社会へ・・」の文字が踊っているに違いないだろう。そのころ、きっと、・・・・・ね。  

20.ニュース・世相・時事 】 2008年02月01日 23:49

毎回ネタだろうと思っていたけど、今回は本当なのかな?
- Yahoo!がマイクロソフトからの買収提案に対して検討する旨を発表 - GIGAZINE

ネタだよな・・・と思いつつソースを辿ると、Yahoo! の正式プレスリリースが出ていて、驚いた。本当だったw
- Yahoo! Board of Directors to Evaluate Unsolicited Proposal From Microsoft

マイクロソフトからすると、Googleに水をあけられたネット戦略をYahoo!買収で挽回できれば、それはそれで面白いことになりそう(・∀・)

20.ニュース・世相・時事 】 2008年05月03日 21:48

なんというか、酷い世論誘導を見た。この記事によるネットでの反響は大きい。いや、むしろネットでいう"釣られた"人たちが多かったと書くべきか。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008050302008486.html
東京新聞:反発と絶望 極論生む フリーター『戦争を希望』:社会(TOKYO Web)

たまたま読んでいた本があった。3年で辞めた若者はどこへいったのか-アウトサイダーの時代-(ちくま新書/城繁幸著 Jo Shingeyouki/2008年3月10日発行/ISBN978-4-486-06414-1 C0236)。そこで、ちょうど同じ城氏に対してインタビューを試みている。

その本は、偶然、興味深く読んでいた本だったので、東京新聞の記事を読んだとき「釣れた!!」と思わず叫んでしまった。その本によると、城氏は別に戦争をしたいわけじゃないというのは自明、あくまでレトリックとして戦争という表現を使ったのである。

しかも、皮肉なことに左派と呼ばれる東京新聞がそれをミスリードしつつ記事にしているところが痛い。この記者は上記の本を知らないのであろうか。いや、そんなはずはあるまい。教養の高い新聞社の記者がだよ。だったら、わざとミスリードを狙い、格差が戦争を生むような論議に誘導しようとしているのは、確信犯だよね。たちが悪い。

もはや、マスメディアというのは旧来の役割を終えたのだろう。情報が無かった時代と違い、すでに情報そのものの量は我々人間が一度に処理できる量を遙かに凌駕している。そんな時代だからこそ、と思うが、旧来の体制派である彼女ら/彼らには、そんな事もわからないのだろう。勝手にやってろ。

20.ニュース・世相・時事 】 2008年05月03日 21:54

たぶんね、冷静に判断して、今回の件については割と中国政府よりの意見を"俺は"持っているのかもしれない。だからといって、それは幻想でもないし、あくまで現実的な対処を考えた上で。だから、俺は正しい情報があれば、いつでも立場を切り替えるつもりだ。

って、正しい情報? 何が正しい?
この世の中?
政治体制?
思想?

本当に正しいことは、
みんな忘れちゃってるんじゃない?

それだけ

日本人は、
豊かな国に住んでいるということだよ。
たぶんね。

最近注目しているサイトがある。
中国国際放送局 3.14事件の真相

な、すでに時代は高度な情報戦。
感情に流されたら、思うがままじゃない。
相手の思うつぼ。
罠だよ。

たぶん、日本人はこういう免疫がないからだと思うんだけど、
逆にこういう情報しかなかったら、どう思う?

ただ、今回の件については、結構中国側は中立だね。
そりゃ国の行く末がかかってるんだから。
だから、俺は、今回に限り、この中立的意見も信じたくなる。

もっと、頭冷やしたほうが、いいかもな。
地球温暖化が問題になっているからって、こんなところでヒートアップしなくてもね。

本当の問題は、そこじゃない。

日本人として、資源問題は譲れない。
けどね、商売相手としては面白いと思うよ。
西洋的なフェアな精神でいこうよ。フェアにね。

20.ニュース・世相・時事 】 2008年05月25日 22:19

NHKスペシャル 北極大変動 第1集「氷が消え悲劇が始まった」が、たまたまつけたテレビでやっていたので、実況しながら眺めていた。

     ∩___∩
  。  | ノ      ヽ
  \<^i、 ●   ● |   母ちゃん、オレさっきテレビ出てたの見てくれた?
    |ヽ(⌒)、( _●_)  ミ
   彡/  ト、_>|∪|  、`\
   /ノ  /   ヽノ /´>  )
  (_/      / (_/
   |       /
   |  /\ \
   | /    )  )


かつて NHK で放送された、地球大紀行のような科学的視点で云々……の番組を期待していたのだが、結論からすると「ホッキョクグマの絶滅が可愛そう、地球温暖化が原因」という制作者の意図が見え透けているようで、不快な番組だった。客観的にホッキョクグマの生態系的にどうなのかという所を報道してほしかったのだが、今回の番組には失望した。

悲壮感漂いすぎる曲の数々が酷い。確かにホッキョクグマ絶滅という危機が迫っているからであろうが、あまにも視聴者を煽ろうとしている意図が見受けられる。二酸化炭素が多くなって温暖化が進むと行ったことまでは、科学的な証拠が無いだろうから、感情で「可愛そう」という点を強調したかったのだろうか。

正直なところ番組としては中途半端な印象だ。地球温暖化を訴える中身であれば、単にこのまま北極海の温度上昇・二酸化炭素量増加という表面的な所に触れるのではなく、なぜ今になって北極の気候変動が起こっているかを科学的な視点で客観的に放送してほしかった。制作スタッフには、もっとがんばって欲しいと思う。


なお、ホッキョクグマの追跡については BBC が昔からやっているようだ。詳しくは次の URL を参照のこと。Google Maps で確認できるのが、なんというか今時だ。

- ホッキョクグマのトラッキング - love earth [loveearth.com]

ちなみに、第2集「氷の海から巨大資源が現れた」は明日放送。こちらもエネルギー戦争という意味で興味深い。時間があれば見てみたい。

    ∩___∩   /)
    | ノ      ヽ  ( i )))
   /  ●   ● | / /
   |    ( _●_)  |ノ /
  彡、   |∪|    ,/
  /    ヽノ   /´    ところで君たち、キーボードのHとJを見てみるクマ

20.ニュース・世相・時事 】 2008年06月06日 21:16

taspo(タスポ)とはたばこ販売機用の成人識別カードだ。今年3月から是国でスタートし、1日からは範囲が拡大、7月には全国に広がる。

タスポ:15歳息子に貸した41歳女、書類送検--福岡・南署 - 毎日jp(毎日新聞)

今回起きた事件は、福岡市の母親が15歳の息子にtaspoを渡して、その息子がたばこを買ったことにより書類送検されたもの。母親が自分のために買わせたのではなく、母親が息子の喫煙を黙認していたのだ。母親はたばこについてたださなかった。

今回の taspo 導入の目的としては、未成年者が買わないのを抑止するためであったので、今回のような親のモラルハザードによるものは想定外だったであろう。

ただ、根本的な未成年の防止にならないというのは、うなづける。カードで簡単に認証できてしまうだけ、逆に仕方がないかと。であれば、思い切って、子供では手が出ない値段に値上げするというのも一つだろう。

とりあえず、教育を放棄したふしだらな親を罰せるだけでも、当面は効果的だろう。

20.ニュース・世相・時事 】 2008年06月14日 17:51

わりと近いところに住んでいるのに、ネットで気持ちを書いたってしかたない。そう思って現場にいってきた。なんとも居たたまれない気持ちになり、アキバに来てすぐにその場を立ち去った。何も買うような気持ちにもなれず、何も見て回るような気持ちにもなれず、唯々、走って逃げ出した。地下鉄の秋葉原駅に逃げ込むように。心が押しつぶされそうなくらい、つらかった。

ありきたりな論評や批判を書いたって、ネットにうもれるだろうから、自分のために、気持ちを整理するために、今日は書きました。

JR秋葉原駅前の様子
JR 秋葉原駅前は、いつもどおりのふいんき(雰囲気が何故か変換できない)。

今日の外は暑かった。時間は11時。道路に面した外に出ると、ムワッとした湿気を帯びた空気が襲ってくるのがわかる。ベタ付くような重たい空気。東京で梅雨を感じたのは、今日がはじめてだった。天気は快晴でも無いのに、とにかく日差しが眩い。駅に向かって歩き出す。横断歩道で信号待ちをしているだけでも、額から汗が流れる。なんで、こんなに今日は暑いんだろう。しばらく歩くと、地下鉄の入り口が見えてきた。逃げるように、地下鉄に向かって駆け込む。階段を下りると、日差しは薄れ、人工的な冷房の風が押し寄せてくる。心地よい。

地下鉄は茅場町駅から、日比谷線で上野・北千住方面、目的地である秋葉原駅に向かう。ホームにたどり着くと、丁度電車がやってきた。ガタンゴトン……意外と乗ってる人は少ないな。まぁ、午前中だしね。プシュー、と扉が開き、電車に飛び乗る。中は、冷房が効いている、冷蔵庫のようだ。

電車に乗って、適当に空いている場所に突っ立って、本を広げる。でも、本を読むフリをしながら、今回の事件について、色々考えていた。居たたまれない悲しみ、安らかならん祈り、静かな願い、そして、怒り。冷房のおかげで寒かったからじゃない。本当に、寒気がした。目には滲む涙、背筋に流れる汗。一刻も早く、電車から出たかった。人形町、小伝馬町をあっという前に通り過ぎ、ようやく秋葉原。所要時間は5分かな。我先に電車から飛び降りる。

地上に向かって、階段を上がる。周りの人たちは、みんな黙っているのは、それはいつも通りなんだけど、まるで通夜に向かう参列者たちのように、一様に下を向きながら、黙って改札を通過する。自分も、そんな中の一人。人の流れに沿って、地上に出る。さっきと違い、意外と暑くはない。日差しは相変わらず強いのだが、空気が乾いている気がした。もしかしたら、そういう精神状態のせいだったんだろうか。

直行するのは、なんとなくためらう気分。秋葉原駅の南側から、現地へと向かう。わりと、土曜っぽい人通りかな。結構、人がいた。山手線の下をくぐり、万世橋署の横を通り過ぎる。長い棒のようなものを携えた警備の警察官が署の前に陣取っていた。それを横目に、中央通りで右に曲がる。結構、いつも通りの人だかりが見える。相変わらずだな、おまいら。

中央通りをそのまままっすぐ現場・献花台の方向に向かう。人がぶつかるくらいの混雑ぶり。でも、歩道の中で人が避けて通る空間があるのに気がつく。みんな、そこを避ける。なんだろう? 近づくと、そこには木の袂にいくつかの花束とペットボトル。あ、ここも現場なんだ、と思った瞬間、空気が凍った。なんでこんな場所で……。寒気がした。

一礼して立ち去ると、交差点むこうの祖父地図(ソフマップ)前にテントが見える。屋根が白いテント。よくある町内会や学校のイベントで使われるようなそれ。あんな場所に? すぐに献花台だと気がついた。足取りが重くなる。え、本当にこんな所で事件が起こったの? 実感がわかない。また、額と背中に変な汗がながれる。交差点に近づくと、献花台には花が手向けられているのが見える。

歩道を渡り、献花台に近づく。そこには、20人ぐらいかな。通行している人たちが、次々に手を合わせたり、黙祷していた。自分も、そこに居る人たちと同じように、献花台に向かい、両手を合わせ、黙祷。その瞬間、なんともいえない悲しみにつつまれる。被害にあった、彼女・彼らの人生を想像する。自分と、ほぼ同じ年代の人たちや、もっと若い人たちも。新聞や、ネットで読んだ、犠牲者達の人生や想いといったものが、流れ込んでくるかのような錯覚に襲われる。絶対さ、悔しいだろうなぁ、と。……気がついたら、手や肩が震えていた。目からは汗がという程に、涙が溢れていた。すすり泣きしていた。なんか、急に胸を締め付けられるように、辛くなって。

ハッと気がつくと、居たたまれない気持ちと恥ずかしい感じが織り混じり、祖父地図前にすこし下がって、献花台をボーッと眺める。涙を拭いながら。信号が変わると、多くの人が献花台の前を通る。中には、軽く一礼する人や、献花をされる方、手持ちのペットボトルのお茶を供える方、、いろんな人がいた。

けれども、何事もなかったように、素通りする人もいれば、ニヤニヤ眺めてるの人もいれば、自分のように涙拭ってるのを何コイツ?的な冷ややかな視線を投げる奴やら、現場を写真に納めようとしているのとかいて、複雑な気分になった。なんというか、せめて、人らしく、できないのかなとか。他人に自分の基準を求めるのは、酷だとは思いつつも。

気持ちが落ち着き、再び献花台に向かい、落ち着いた状態で、改めて黙祷する。けど、また居たたまれない気持ちになっちゃって、急に辛くなってくる。もう耐えられない、思わず振り返り、赤信号の交差点に飛び出そうとしてしまった。あぶない。全身の力を込めて、踏みとどまる。警察官が信号変わりますよと声かけてくれなかったら、交差点に突っ込んでた、危なかった。背中に変な汗が流れる。周りから、何コイツ?的な視線を感じる。はやく信号変わって欲しいよ……。

歩道の向こうを見ると、TBS のカメラマンとレポーターかな、3人グループがいて、なにやらカメラを担いでいる。取材だろうか? 歩道をそそくさと渡り、取材班の横を通り過ぎると「目撃者いないかな~」みたいな軽いノリで話をしていた。おまえら邪魔。軽くイラっとした。

けど、さっきの哀しいやら辛いやら怒りがごちゃまぜになって、とにかく逃げ出すように、早足で現場から遠ざかった。まっすぐに地下鉄の入り口を探し、飛び込んだ。早足でホームに向かう、丁度来た電車に飛び乗る。もう、とにかく、この場所から離れよう。ずっと留まるのは辛い。そういう気持ちでしかなかった。電車の中でも、また、涙が溢れそうになってきて、堪えるのが精一杯。正直、つらい。

茅場町に着き、逃げるように、ふたたび地上に出る。日差しが強く、暑い。空気は東南アジアのような、湿気を帯びた重さを持っていた。現地に向かう前と、変わらない気候。でも、自分の心の中では、何かが確実に変わったのを感じた。

こんなにも、自分にとっては身近な秋葉原(アキバ)で、こんなにも、ひどい、ありえない事件が起こるなんて。この文章を読み直しているだけでも、哀しくて、哀しくて。自分は、ただただ、祈ることしかできないんだけれども。余計な分析やら、犯人の事やら、そういうのは、正直おなかいっぱい。もう辞めてよ。ただただ、みんなアキバが好きなだけなんだからさ。みんな笑顔で、ワクワクしていた楽しいアキバに、戻ってほしい。そう、強く願います。

そして、改めて。犠牲になった方々のご冥福をお祈り申し上げます。

BGM は KOTOKO の「地に還る~on the Earth~」

20.ニュース・世相・時事 】 2008年08月30日 12:29

コンビニに行ったら
時事的にナイスな商品が置いてあった。
これはひどいw
「青森産ふじりんご 日本品質」て、だれだこの企画通した奴ww

青森産ふじりんご 日本品質

味は普通にリンゴジュース。炭酸は殆どなくて、わからない程度。
疲れたときにおいしいかもね。

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