1.ブートからインストーラー(anaconda)*1の起動まで †ここではまず、セットアップの初期段階のインストーラー(anaconda)を起動させます。 ネットワーク経由でインストールする方法もありますが、今回はネットワークの状況に左右されない CD/DVD を使った確実なインストール方法でいきます。(あとでハマることもありますので、とりあえず CD/DVD でインストールが出来れば、次回から、ローカルなマシン上に環境を構築して、ローカル上で簡単にサクサクッとネットワーク・インストールができるようになればいいな、というのが理想的です。おそらく、企業や学校など大規模なネットワークではローカル上の環境からのインストールが推奨されるかもしれません。ま、そこはそこで、担当部署のお方にお訊ねいただくか、自力でorzがんばりませう。) 1.1. CD-ROM か DVD-ROM からのシステム起動 †セットアップを行う前に予め iso イメージ用のディスク(CD-ROM か DVD-ROM)を準備しておきます。 準備後、ディスクをマシンにセットしたあとは、再起動後、自動的に以下のような起動画面が表示されます。 表示されたら、このまま『 boot: 』の後にエンター・キーを押して次へ進みます。 1.2. メディア*2の状況をチェックします †次に表示されるのは『 CD Found 』という画面です(DVD-RAM/DVD-ROM の場合でも "CD Found" となりますが、異常ではありません)。
初回のチェック時には出来るだけ【 OK 】を押して、メディアの状態チェックを行うことを強くお勧めします(私が前にハマったのは、ディスクの作成が完全ではなかったたため、インストール作業が完全に終わることが出来ずに数日間凹んでいた事がありました・・・。) 既にインストール経験のある CD でチェック済みの場合は【 SKIP 】(スキップ)して次へ進みましょう。 そうでない場合は『 Media Check 』(メディアの状態確認)に進みます。【 OK 】を押します。
CD-ROM が複数枚ある場合は、面倒で時間がかかりますが、後々原因が"単に正しくメディアが作成できていなかった"という情けない理由にならないよう、必ず1つ1つ確認しておくことを推奨します。チェック中は次のような画面になります。チェックが終わるまでのんびり待ちましょう。 なお、先ほども書きましたが1度チェックを済ませてしまえば、次回のインストールや他のマシンにインストールする時はチェック不要です(基本的に)。先ほどの画面で次回以降は【 Skip 】(スキップ)で構いません。もし、ディスクの盤面にキズがついてしまっていたり、原因不明でインストールができない場合はディスク状態を確認したほうが良いです(と、経験者は語る orz...)。
こちらの画像のように【 PASSED 】(通過=チェックOK)と、指定されたディスク(CD-ROM であれば Disk x 枚目、DVD-ROM であれば DVD と表示)の情報が正確に表示されれば問題ありません。 【 OK 】を押して次に進みます。 ここで、自動的に CD/DVD ドライブが開いて、少々の説明が表示されます。
他のメディアの確認も進めるときは【 Test 】(確認)を押します。
【 OK 】を押すと、anaconda のインストール画面に映ります。 以後はグラフィカル*4な環境での作業となります。 |