2. anaconda(アナコンダ)でのインストール †ここでは anaconda*1 を使って、基本的なセットアップ作業を行います。主にネットの接続環境(IP アドレスの設定)やインストールパッケージの選択(デスクトップや開発環境を選択)、root パスワードの設定、パッケージのインストールを行います。 2.1. インストール画面の表示 †グラフィカルなインストールでは次のように anaconda のインストール画面が表示されます。今回からは従来の Fedora Core とは雰囲気が随分と変わりました。これまで通りのつもりでいると、少し混乱するかもしれませんが、順を追って作業を進めていけば問題ありません。今回からは IPv6 対応など多少の設定が追加・変更となっていますが、おそらく一般的であろう方法で、セットアップの手順をすすめる事にします。 【 → Next 】(次へ)を押します。 2.2. 言語の選択 †次に、インストール画面やその後の標準画面設定となる言語の選択をします。標準は英語(English)ですが、スムーズにインストールを進めるには日本語を選んだ方が無難でしょう。勿論、英語やそのほかの言語でも構いません。
ここでは日本語を選ぶ場合、【 Japanese (日本語) 】を選んで、【 → Next 】(次へ)を押します。 2.3. キーボードの選択 † 自分の環境にあったキーボードを選択します。通常は【 日本語 】のままで大丈夫です。 【 → Next 】(次へ)を押します。 2.4. パーティション(領域)の設定 †新規インストールを想定しているので、こちらの画面を表示させています。この部分を選択しておけば指定したパーティション(領域)/dev/sda1 や /dev/hdb などのようにデバイス情報が表示されます。『 このインストールに使用するドライブを選択してください(S)。 』でチェックを入れると、この状況では該当するパーティション(領域)をフォーマットし、すべてのデータが削除され、 Fedora Core 用の領域に割り当てられます。新規インストールであれば問題はありませんが、Windows との共存(デュアル・ブート)を考えている場合には注意が必要です。うっかり Windows の入っているパーティションにチェックを入れてしまうと、Windows が丸ごと消えてしまいます。ディスクに空き容量が無い場合には、フリーや市販のツールを使って空きのパーティション(容量)を確保するか、ハードディスクを追加して、そちらに Fedora Core をインストールするようにします。 【 → Next 】(次へ)を押します。 2.5. † |