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シェル(shell)とは『 キーボードやディスプレイを通じてコンピュータとやりとりをするためのユーザーインターフェース 』(入門 bash:オライリー・ジャパン )の事。
Linux の標準シェルは bash(ボーンシェル、もしくはバッシュと発音)。Bourne Again Shell を省略して bash と呼ぶ。
ほかにも tcsh (Tenex C shell)や ksh (Korn Shell)、zsh、csh などがある。
bash の特徴 †
bash は Bourne シェルの上位互換。C シェルの利点を持ちつつ Korn シェルの機能や独自の新機能を持っている事。
- コマンドラインで vi 形式・emacs 形式の編集コマンドを利用できるコマンドライン編集
- 編集キーをカスタマイズできるキーバインド
- test, expr, getopt, echo など、いくつかの外部 UNIX コマンドの機能をシェル自身に統合し、一般的なプログラミング作業の効率化を実現した統合的なプログラミング環境
- 簡単にメニューを生成することができる select 制御構造
- ユーザ環境のカスタマイズをさらに拡張する新しいオプションと変数
- データリストの参照や操作が簡単に行える1次元配列
- 組み込みコマンドの動的なロード(独自の組み込みコマンドを記述し、シェルの実行中にロードすることが出来る)
参考書籍『 入門 bash 』オラリー・ジャパン ISBN4-900900-78-8
おまけ。
GHOST IN THE SHELL 、は同じシェルでも違うシェル、かと思ったが、どうやら『殻』という意味では一緒っぽいです。