CentOS に関する全般的な質問 †どのようにして CentOS の更新情報を入手できますか?(2004 年 10 月 25 日) †CentOS のツールや更新したパッケージは yum を用いて提供します。yum は CentOS で推奨している更新アプリケーションです。 up2date というツールによっても提供します。上位ベンダーのネットワーク(Red Hat Network)へは接続せず、私たちの CentOS ネットワーク(CN) を情報更新のために用いるようになっています。 CentOS では自動的に RPM-GPG-KEY を yum 経由で取得しないようにしました。そのため、利用者は必要に応じて、まずはじめに認証鍵をインストールする必要があります。理由は認証鍵やソフトウェアの改変や偽装を防止するためです。どのようにして CentOS の RPM 認証鍵を組み込むかは FAQ「CentOS ではどうして GPG キーが yum にセットされていないのですか?」 を御覧ください。 yum を用いる場合、初めて動作させる時にには多くのヘッダファイル(100程度)をダウンロードする場合があります。大部分は、ほとんどが小さなファイルです。 yum がヘッダファイルの情報を元にパッケージの依存関係やインストールして利用可能なパッケージかどうか判断します。最初は accurs.yum ファイルをダウンロードします。accurs.yum自身はパッケージのダウンロードではありませんので御注意ください。最初に更新を済ませておけば、以後は新しいヘッダ情報を取得するだけになります。 yum はパッケージの更新に推奨している方法です。とても使いやすく機能的です。CentOS 4 では apt も利用可能です。 CentOS 3 及び CentOS 4 では up2date が同様の動作を行います。実際には yum を使うべきなのですが、適切に up2date の設定を行えば up2date もファイル更新の手段となります(通常のインストール時でも正常動作するようになっています)。 CentOS 4 での更新に apt を用いる場合は、アーキテクチャは i386 に設定されています。apt では複数のアーキテクチャに対応できていないため(ほとんどが i386 を前提としています)、apt を使って多数のアーキテクチャに対する更新は行えないので御注意ください。
|