システムの制約上や他サーバとの互換性のため、システムの文字コードを標準の UTF-8(unicode)から変更しなくてはいけない場合もあると思います。 そんなときに困るのが man の文字化けです。 たとえば man diff と実行しても DIFF(1) DIFF(1) <CC><BE><C1><B0> diff - 2 <A4><C4><A4><CE><A5><D5><A5><A1><A5><A4><A5><EB><B4><D6><A4><CE><B0><E3><A4><A4><A4> <F2><C3><B5><A4><B9> <BD><F1><BC><B0> diff [-abcdefhilnpqrstuwyBEHNPT] [-LINES] [-x PATTERN] [-C LINES] [-D NAME] [-F REGEXP] [-I REGEXP] [-L LABEL] [-S FILE] [-U LINES] [-W (以下略読めない……) このように日本語の文字部分が文字化けしてしまいます。 対処方法としては【 /etc/man.config 】ファイルの設定を変更します。ファイル 105 行目にページャー(man を表示するためのソフト)として less が指定されています。 PAGER /usr/bin/less -is こちらを次のように lv を設定すると文字化けが解消されます。 PAGER /usr/bin/lv lv は強力なビューアーで日本語などマルチバイト文字コードにも対応しています。 別の方法として【 man diff | lv 】と毎回手で打つ方法もあるが、man を抜けた後、画面にゴミが残るので却下。/etc/man.config を素直に直すのが幸せな方法。 |