analog/6.0/doc/analog/Windows 95 以降

analog/6.0/doc/analog/analog を使い始める

Windows 環境で analog を使うには †

ここでは Windows 95/NT 以上の環境にたいしての説明を扱います。Windows 3.1 の場合はその他すべての章をご覧下さい。

簡単に説明すると:

1. analog.cfg ファイルを編集します
2. analog を実行します
3. Report.html を読みます

Simon Handfield 氏によって書かれた How-To(英語) には画像も取り入れた詳細な説明がまとめて解説されています。

　analog をダウンロードしたあとはファイルを展開(解凍)します。解凍されたフォルダの中には analog.cfg という設定ファイルと analog 本体、そして説明書、利用規約などのファイルがあります。よくある setup.exe はありません。analog は単体で動作することが出来るからです。

（圧縮展開ソフトのなかにはフォルダを作成できない問題があります。analog フォルダ内に lang というフォルダが見つからない場合 〜.lng 〜.tab と名前の付いたファイルを lang フォルダに入れてください）

　analog を動作させるには２つの方法があります。Windows 上で実行させるには、アイコンを一度クリックするかダブルクリックして（どちらかはシステムの設定により変わります）実行するか、DOS コマンドプロンプト（スタート→プログラム(P)→アクセサリ→コマンド プロンプト）を使って実行する方法があります。Windows で実行すると DOS コマンド プロンプト 画面が自動で開きます。解析が終わると Report.html というファイルを作成して画面にメッセージを表示するか、エラーが見受けられる場合には errors.txt にエラー内容が出力されます。初回実行時には一瞬のうちに問題があるかのように画面に文字が見えますが、これはバグではありません。文字の意味するところは解析結果についての章をご覧下さい。

　analog の設定は analog.cfg ファイルに設定コマンドを記述します。Windows ユーザにとっては普通はボタンを押して設定を変更したりします。ですが、もっと単純で柔軟に設定を変更できる方法があります。analog.cfg をテキスト・エディタを使って編集する方法です。テキストエディタというのはメモ帳(notepad)が代表的です。一番良く使われるコマンドは次のようなものでしょう

LOGFILE ログファイル名 # どこにログファイルがあるか記述します

　ログファイルはローカル環境(自分のパソコンやサーバ)に置かれておく必要があります。analog 自身は FTP や HTTP といったインターネットを経由してファイルを取得できないからです。フォルダ内には解析のテスト用にサンプルのログファイルを同梱してあります。

　あらかじめ設定ファイルには設定コマンドが記述されています。ですが、それらの指定されたもの以外にも多くのコマンドが使えます。解説を読み終えたら基本的なコマンドから一般的によく用いるコマンドを学ぶことができます。コマンドについての詳細な解説はanalog のカスタマイズをご覧下さい。examples フォルダ内にもサンプルの設定ファイル例を置いてあります。

　analog を DOS コマンドプロンプトから実行する場合には、プログラム名の後に引数を与えることでオプションを指定することもできます。設定ファイルを変更するよりも簡単な方法です。もちろん、コマンドラインで一連の処理をまとめて動作させるバッチファイルでも引数を使うことが出来ます。

　自分自身で analog をコンパイルしたい場合(analog は C 言語で記述されています)やソースコードを読みたいときには analog ホームページ からソースを取得できます（全バージョンに対応したソースコードを提供しています）。