初期に公開されたオリジナルの Fedora Core 4 リリースノート翻訳版はこちらです 注:当ドキュメントは原文のライセンス GNU Free Document Licence Version 1.2 、特に翻訳に関しては Section 4 に従い和訳しました。ただしRed Hat 社による正式な翻訳ではなく、私個人が私的利用のために翻訳・公開したものです。内容については保証致しかねます。正式な情報は原文 (http://fedora.redhat.com/docs/release-notes/fc4/)をご覧下さい。 Copyright © 2005 Red Hat Inc. Fedora Core 4 リリースノート Errata †Copyright © 2005 Red Hat Inc. ドキュメントの複製・配布・改変に関する権利は GNU Free Documentation Licence に従います。ライセンスに関する詳細は付録A Legalnotice を参照してください。 1. Fedora Core 4 にようこそ †Fedora Core は Linux がベースの完全に無料でユーザ・フレンドリーかつ安全な多目的なコンピュータ・システム(プラットフォーム)です。Fedora プロジェクトは先端技術の開発と Red Hat 社により資金提供を受け、Fedora コミュニティによってサポートされるオープンソース・プロジェクトです。
Fedora について多くの情報を得るために以下のウェブページをご覧下さい:
1.1 Fedora Core 4 の新しい点 †Fedora Core 4 は以前のバージョンと比べ多くの新機能と重要な改良点を持っています。Fedora Core 4 は無料で人気が高い Fedora Core シリーズの最新版です。このセクションでは当リリースでの重要なポイントをまとめています。
2. 導入と技術リリースノート †Fedora プロジェクトは Red Hat がベースとなっています。各種の問題に対して技術のある人々が指導し、また誰でもが参加ができる公開の開発プロジェクトです。プロジェクトの技術成果はオープンソース・ソフトウェアから構築された完全に汎用である Fedora Core に現れています。
より多くの情報については[[セクション4 リリース概要:http://www.redhat.com/docs/manuals/enterprise/. ]]をご覧下さい。 当リリースに対する重要な情報が http://fedora.redhat.com/docs/release-notes/ に 追加されることがあります。利用者の皆さんには定期的に更新がされていないか、リンクをチェックする事をおすすめ致します。 エラーの報告やその他の質問、これらリリースノートに対しては以下の bugzilla テンプレート を使ってバグレポートを提出してください。 あるいは、こちらの短い URL http://tinyurl.com/al5g4 からでも bugzilla テンプレートを表示することができます。 3. ハードウェア条件 †以下の情報は Fedora Core 4 をインストールするための必要最小限のハードウェア条件です。
3.1. CPU 必要条件 †このセクションでは Fedora Core 4 によって必要とされる CPU 仕様を挙げます。
3.2. ハードディスク容量 †このセクションでは Fedora Core 4 をインストールするための必要とされるディスクのスペース(空き容量)を挙げます。
以下のリストは 32 ビットの x86 システム向けです:
以下のリストは 64 ビットの x86_64 システム向けです:
3.3. 必要メモリ †このセクションでは Fedora Core 4 をインストールするために必要なメモリを挙げます。 以下のリストは 32 ビットの x86 システム向けです:
以下のリストは 64 ビットの x86_64 システム向けです:
3.4. PPC ハードウェア条件 †このセクションでは PowerPC(PPC) に Fedora Core 4 をインストールする最小限の条件を挙げます。
4. リリース概要 †以下のリストは Fedora Core 4 のいくつか重要な要素を取り上げています。
5. インストール関連メモ †このセクションでは Anaconda(Fedora Core インストール用プログラム)関連と Fedora Core 4 に関する関連情報全般を扱います。
5.1. PPC インストールメモ †Fedora Core の DVD か1番目の CD-ROM を Appple Macintosh にセットし、32 ビットか 64 ビットのインストーラーで起動します。そうすると、ブート可能な CD イメージが DVD か CD の images/ ディレクトリで確認できます。ハードウェアに従って適切な boot.iso を選択してください:
5.2. Anaconda(アナコンダ) インストールメモ †
mediacheck機能はかなり精密です。若干の問題でも欠陥があると報告してしまう場合もあります。ISO ファイルからディスクを作成するとき、CD 書き込みソフトが padding を含まない場合に問題が発生します。一番良い方法は mediacheck の為にブートオプションを変更する方法です: linux ide=nodma インストールのためにディスクを取り出す前に sha1sum を使いファイルの整合性を確認してください。テストによりディスクが ISO イメージと全く同じ CD-ROM かどうか判別することができます。
メモ:これらの機能を使うためには CD-ROM ディスク1を使うかレスキュー CD-ROM を使って起動する必要があります。
5.3. インストール関連の問題 †
6. パッケージに関連するメモ †以下のセクションでは Fedora Core 4 のために重要な変更を行ったパッケージについての情報を挙げています。インストール時にはパッケージは扱いやすいようにグループ化されています。 6.1. 基本的な構成 †このセクションは基本的なシステム構成と関連情報を含んでいます。 6.1.1. Fedora Extras レポジトリ †Fedora Extra は巨大な Fedora Project の一部で、ボランティア・ベースによるコミュニティが形成した大きな倉庫(repository)です。Fedora Extras レポジトリは Fedora Core 4 では初期状態から利用可能になっています。 Fedora Extra について知りたい場合は次の URL をご覧下さい: Fedora Extra からは yum コマンドを使うことで希望するソフトウェアのインストールが可能です。 yum install <パッケージ名> <パッケージ名> にあたる部分には、インストールしたいパッケージ名を記述します。たとえば abiword パッケージがインストールしたい場合、yum install abiword と入力することで自動的にパッケージがインストールされます。パッケージの依存関係があれば、あわせてインストールされます。 6.1.2. 監査デーモン auditid とログファイル †初期状態から監査デーモン auditd が有効になっています。auditd が動作していると、Linux カーネルは直接メッセージを /var/log/audio/audit.log に保存します。ファイルの指定を行うには /etc/auditd.conf を編集します。 SELinux による AVC メッセージは audit 機構を通じて送信されます。これらのメッセージは /var/log/audiot/audit.log に記録されます。 auditd が動作していなければ、カーネルは syslog に監査メッセージを渡します。これらのログは典型的な /var/log/messages に保管され、また、dmesg を使っても表示可能です。 Audit extensions は PAM の中に組み込まれています。システムやユーザアカウントによる動作はすべて監査メッセージ(auditd)として送信されます。 カーネルの中で監査を有効にしたい場合、ブート時のオプションにカーネルパラメータ audit=1 を入力しても実現できます。あるいは、以下のコマンドを起動時に用いることで使えるようになります。 auditctl -e 1 6.1.3 LinuxThreads?(スレッド) 対 NPTL †時代遅れの LinuxThreads? ライブラリをサポートしないように削除するステップとして、Fedora Core 4 では自動的に NPTL ヘッダとライブラリを使用するようになっています。 Red Hat Linux 9 以前のリリースでは、インターフェースがほとんど上位互換性の LinuxThreads? が標準のスレッディング*2でした。NPTL インターフェースが優れているのは、cancellation handling が高速( -fexception を C コードで用いる場合)であり、追加インターフェースは特定のコンパイラやカーネルのパラメータを必要としないためです。言い換えれば、 -I/usr/include/nptl and -L/usr/lib{,64}/nptl を使う必要がなくなります。一方、lib{,64} については lib64 をインタラプタとしてプラットフォームに用いる場合、DSO を lib64/ ディレクトリと lib/ ディレクトリに必要となります。 Fedora Core 4 において、LinxThreads? を定義してコードを作ることはまだ可能です。そのためには linuxthreads-devel パッケージのインストールが必要となります。そして -I/usr/include/linuxthreads -L/usr/lib{,64}/linuxthreads 上記の行をコンパイラに通さなくてはいけません。 これまではランタイム環境変数を用いて glibc のバージョンと libpgthread DSH を選択することができました。Fedora Core 4 でも同様に用いたい場合は次のようにする必要があります: LD_LIBRARY_PATH=/lib{,64}/obsolete/linuxthreads この追加指定が必要になるのはランタイム・ライブラリが除外されてしまったからです。プログラムによっては残念ながら DT_RPATH (LD_LIBRARY_PATH によって置き換えられている)動作しないかもしれません。 結果、LinuxThread? に依存するプログラムを扱いにくくしています。ですが、これは意図的なものです。
一般的に、NTPL を使うようにすることで問題は起こっていません。 6.1.4. slocate データベースを利用可能に †locate コマンドが必要とするファイルデータベースは標準では自動作成されません。locate コマンドを使いたい場合には /etc/updatedb.conf の DAILY_UPDATE を yes としてください。 6.1.5. openssh による厳しい制限 †Fedora Core 4 の OpenSSH のバージョンは OpenSSH 3.9 がベースになっていて、厳格に設定ファイル ~/.ssh/config のパーミッションや所有者の権限を確認します。もしファイルが適切なパーミッションや所有者でなければ ssh は終了させられます。 ~/.ssh/config が ~/ の所有者と同一で、ファイルのパーミッションが 600 である事を確認してください。 ls -l ~/.ssh/config -rw------- 1 username username 400 May 5 18:44 /home/username/.ssh/config ディレクトリ ~/ はコマンドラインのショートカットで、各々のユーザがログインするホームディレクトリの事です。例:/home/username/ 追加次項として、OpenSSH は標準で X11 転送リクエストを受け付けない設定となっています。X11 転送を可能とするためには -X あるいは -Y オプションを指定するか、~ /.ssh/config ファイルで ForwardX11 オプションが必要となります。 -x オプションで動作する ssh クライアントの役割は変わりました。OpenSSH 3.8 以上では X11 転送が標準で信頼の出来ないアプリケーションへの接続とみなされるためです。以前の X11 転送ではアプリケーションは信頼されるものとされていました。そのため、アプリケーションによっては信頼できないクライアントとして動作に支障がでるかもしれません。アプリケーションが信頼できるクライアントとして動作できるように X11 転送をするには、ssh の -x オプションに替わり -Y オプションを用いるか、設定ファイル ~/.ssh/config に ForwardX11Trusted を設定する必要があります。 6.1.6. Perl Binary Compat Symlinks †perl-5.8.0, perl-5.8.1, perl-5.8.2 では binary compat symlinks が廃止されました。もし以前の perl のモジュールが用いたいときには Fedora Core 4 に含まれる perl 5.8.6 で再構築する必要があります。 6.1.7. サーバとシステム管理ツール †このセクションでは Fedora Core の数々の GUI サーバとシステム管理ツールの変更点を記述します。 * 6.1.7.1. system-config-lvm †新しい LVM ツール sysytem-config-lvm はハードディスクの論理ボリュームを管理するのを助けます。 6.1.8. Java パッケージの推薦 †Fedora Core 4 ユーザには Sun 社から提供されている Java の RPM パッケージを使わないようアドバイスします。Fedora Core 4 が使用しているパッケージ名と一部重複している箇所があるためです。そのため、Sun 社のものを利用しても Fedora Core 4 のパッケージをアップグレードをしたときに一部削除される可能性があります。 Fedora Core 4 ユーザは jpackage.org から RPM を入手するか、Sun 社の Java をターボール(tarball) を元に /opt にインストールしてください。Sun Java 1.5 以上のバージョンを安定動作のためにお奨めします。 6.2. Fedora Core のコア技術 †このセクションでは kernel も含めた Fedora Core の中心的なコンポーネントについて述べます。 6.2.1. yum †yum が sqllite データベースを用いることで性能が向上し、速くなりました。 Fedora Extra はデフォルトで使用可能になっています。 6.2.2. Linux カーネル †* 6.2.2.1. バージョン †Fedora Core は Linux 2.6.11 に基づいています。Fedora Core では多くの追加パッチや改良、バグ修正、機能追加が施されています。これらの理由により、Fedora Core のカーネルは kernel.org にある純粋なカーネルとは異なると言えるかもしれません。 Fedora Core パッケージで以下のコマンドを実行すると、どのようなパッチが加えられているか調べることが出来るでしょう。 $ rpm -qpl kernel-<version>.src.rpm * 6.2.2.2 カーネルの特色 †Fedora Core では以下のようにカーネルをビルドしています:
いずれのカーネルのソースも同時に提供されているかもしれません。ファイルをインストールするときは /usr/src/kernels/<version>[-xen0]-<arch>/ ツリーを用いてください。コマンドラインでの記述は: # rpm -Uvh kernel-devel[-xen0]-<version>.<arch>.rpm 上記の規定通りです。
# ln -s /usr/src/kernels/kernel-<all-the-rest> /usr/src/linux * 6.2.2.3. カーネル開発の準備 †Fedora Core 4 では kernel-source パッケージを以前と違って提供していません。その替わりにソース利用方法を 6.2.2.2 カーネルの特色 で紹介しています。Fedora Core のオリジナルのカーネル・ソースには kernel.src.rpm パッケージより辿ることができます。自分でカーネルの改変を行いたい場合、次の手順を踏んでください。
* 6.2.2.4. カーネルモジュールのみの構築 †自分自身で使用するためのデバイス・ドライバがカーネルに組み込まれていないとき、独自にカーネルのモジュールをビルドすることができます。 たとえば foo.ko モジュールを作成するためには foo.c の置いてあるディレクトリに以下のような Makefile を作ります。 obj-m := foo.o KDIR := /lib/modules/$(shell uname -r)/build PWD := $(shell pwd) default: $(MAKE) -C $(KDIR) M=$(PWD) modules make コマンドによって foo.ko モジュールの作成ができます。 * 6.2.2.5. カーネルとモジュールの依存関係 †Fedora Core ではクラスタ・システムを追加サポートすることができます。そのためには、管理用のデーモンといった user-space ユーディリティと関連する特別なカーネルを必要とします。カーネルを削除する際に単純に rpm -e kernel-<version> を実行しようとしても、モジュール間の依存関係から削除することが出来ません。依存関係のあるカーネルを rpm -e コマンドを用いて1つ1つ消す方法もありますが、yum remove kernel-<version> コマンドを使えば yum が自動で依存関係を解消しながらパッケージの削除が可能です。 6.2.3. セキュリティ †以下のセクションでは Fedora Core のセキュリティ面を取り上げます。 * 6.2.3.1. 強化されたデジタル証明書 †今後、デジタル証明書は /etc/pki/ ディレクトリへ集中して置かれることになります。アップグレードを行ったユーザでしたらデジタル証明書を移動しなくてはいけません。 OpenSSL : /usr/share/ssl は /etc/pki/tls と /etc/pki/CA に移行しました。 Dovecot : dovecot-openssl.conf は自動的に /etc/pki/dovecot/ にインストールされます。 SELinux についての情報はセクション4 リリース概要を参照してください。 6.3. 開発ツール †6.3.1. GCC コンパイラ群 †Fedora Core 4 は GCC 4.0 を使ってビルドされています。GCC 4.0 はディストリビューションに含まれています。 警告
コード生成
言語の拡張
Java
FORTRAN
統合開発環境 Eclipse
6.4. 言語のサポート †このセクションでは Fedora Core の下での数々の言語のサポートと関係のある情報を述べます。 6.4.1. IIIMF インプット・システム †IIIMF はインターネット・イントラネットのメソッド・フレームワークです。Fedora Core 4 では iiimf パッケージがバージョン 12.2 に更新されています。 ファイルパスの変更
ホットキー
Qt サポート
6.5. ウェブサーバ †このセクションはウェブに関連するアプリケーションの情報を扱います。 6.5.1. mod_perl †mod_perl 2.0 の RC5 リリースが導入されています。このリリースによって提供されている API は以前の 1.99_xx とは互換性がありません。コードを変換するためのドキュメントや新しい API については次のドキュメントを参照してください。 http://perl.apache.org/docs/2.0/rename.html 6.5.2. php †PHP バージョン 5.0 が導入されています。重要なパフォーマンスの改良と共に言語に対する多くの改良点を含みます。PHP 4.3 から PHP 5.0 に移行するためには次の PHP のドキュメントを参照してください。 http://www.php.net/manual/en/migration5.php /usr/bin/php バイナリは CGI SAPI より CLI コマンドライン SAPI としてコンパイルされています。php-cgi には FastCGI のサポートも含まれています。 以下の拡張点が追加されています:
以下の拡張は利用可能なものというより、オプション的な位置づけのバイナリとして利用可能です。
6.6. Samba(ウインドウズとの互換性) †このセクションでは Samba に関連する Linux と マイクロソフト・ウインドウズの相互作用に関して述べます。 Fedora Core 4 システムではファイアウォールの標準的な設定により、ウインドウズの共有での参照(あるいは SMB ブラウジング)は失敗します。デスクトップで共有することが出来ないことがよく見られるでしょう。 ファイアウォールは SMB ブラウジングのブロードキャストモードを混乱させてしまいます。回避するには2つ方法があります。
追加情報については、以下のバグレポートを参照してください: https://bugzilla.redhat.com/bugzilla/show_bug.cgi?id=133478 6.7. X Window システム(グラフィックス) †このセクションでは Fedora Core によって提供されている X Winsdow システムと関連のある情報を扱います。 6.7.1. xorg-11 †新しく X.org による X11 を実装しています。以前の Red Hat で採用されていた XFree86.org によるものと若干の違いがあります。特にファイル名が変更されています。 X Server バイナリ:
X Server 設定ファイル:
X Server ログファイル:
X の設定や調整を行うときに、正しいファイルを使っているかどうか確認をしてください。 Fedora Core(と以前の Red Hat Linux のバージョン)では X Window システムにフォント関連の問題で若干の混乱がありました。現時点では異なった特徴を持つ2つのフォントサブシステムがあります。
時間がたてば core X フォントサブシステムは fontconfig と Xft に置き換えられるでしょう。現在、アプリケーションが Qt3 あるいは GTK2 ツールキット(KDE と GNOME アプリケーションに含まれます)を用いる場合 fontconfig と Xft フォントサブシステムを用います。一方、その他の大部分の中核となっているのは X フォントです。 将来は Fedora Core は fontconfig/Xft のみを XFS フォントサーバの替わりに標準のフォント表示方式としてサポートするかもしれません。
Fedora Core 4 システムに新しいフォントを追加したい場合は、新しいフォントをフォントサブシステムが認識できるよう作業手順に注意しなくてはいけません。core X フォントサブシステムのためには、
fontconfig フォントサブシステムに新しいフォントを加えることはより簡単です。ファイルを /usr/share/fonts/ にただコピーするだけです(ユーザが個別に ~/.fonts/ ディレクトリに個人使用のためのフォントを置くことも出来ます) 新しいフォントがコピーされた後は tc-cache を実行してフォント情報のキャッシュを更新します。 fc-cache <ディレクトリ名> 個別にユーザが Nautilus(ノーチラス)で fonts:/// をブラウザすることによって、グラフィカルな画面に新しいフォントをドラッグすることでもフォントを使えます。
fontconfig/Xft に基づいた新しいフォントシステムに移行するために GTK+ 1.2アプリケーション群はフォント調整ダイアログによる変更を受け付けません。これらのアプリケーションのためには ~/.gtkrc.mine ファイルに次の行を追加することでフォントを指定できます。 style "user-font" { fontset = "<font-specification>" } widget_class "*" style "user-font" <font-specification> は伝統的な X アプリケーションの表示に用いられる "-adobe-helvetica-medium-r-normal--*-120-*-*-*-*-*-*" といった指定のようなものです。 7. パッケージの動向 †7.1. パッケージは Fedora Extoras へ移動する †いくつかのパッケージが Core から Fedora Etras へ移動されました。移動されたとはいえ、パッケージは Fedora Project によってサポート・維持されるアクティブなパッケージです。もし Extras の詳細な情報を手に入れたい場合は以下の URL を参照してください: http://fedoraproject.org/wiki/Extras
8. Fedora プロジェクトの全貌 †Fedora プロジェクトの最終的な目標はオープンソース・ソフトウェアから完全に汎用的オペレーティング・システムを構築するために Linux コミュニティと共に働いていくことです。開発については公開論議されました。プロジェクトはスケジュールとして1年に2〜3回程度の間隔で公式リリースを行います。Red Hat 開発チームは Fedora Core に参加し、過去に活動もしいてた外部の開発者の参加も奨励します。この公開されているというプロセスを通じ、わたしたちは、より一層フリーソフトウェアの理想とオープンソースのコミュニティと共に協力してオペレーティング・システムを提供していく事が望みです。 詳しい情報については Fedora プロジェクトのウェブサイトと参照してください: ウェブサイトに加え以下のメーリングリストも利用可能です:
いずれのメーリングリストも購読する場合、メールで "subscribe" とタイトルに記述し <リスト名>-request と指定してください(リスト名は上記のものです) あるいはウェブインターフェースを通じて定期購読することも出来ます: http://www.redhat.com/mailman/listinfo/ もし過去に rhl-list, rhl-beta-list, rhl-devel-list, rhl-doc-list を購読している場合、その情報は fedora のものに引き継がれています。 Fedora プロジェクトには IRC (インターネット中継チャット)チャンネルを持っています。IRC はリアルタイムに文字でコミュニケーションするシステムです。IRC を用いて開いているチャンネルの多くの人と会話を交わしたり、個人的に一対一で話をすることもできます。 IRC を使って他の Feodra プロジェクト参加者と会話をするためには freenode IRC ネットワークにアクセスしてください。開始後は IRC サーバに irc.freenode.net を選ぶこともできますし、地理的に近いサーバを選択することもできます。より多くの情報を入手するにはウェブサイト(http://www.freenode.net/) を参照してください。Fedora プロジェクトの参加者は #fedora チャンネルに集まります。一方で、Fedora プロジェクトの開発者が #fedora-devel チャンネルに参加することもあります。より大きいプロジェクトが独自にチャンネルを持っているかもしれません。この情報は各プロジェクトのページに掲載されます。 #fedora チャンネルで会話をするためにはニックネーム(nick)を登録する必要があります。/join とすることでチャンネルに入ることができます。
付属 A Legalnotice †ドキュメントの複製・配布・改変に関する権利は GNU Free Documentation Licence Version 1.2 および以降のバージョンに従います*1。ライセンスは Free Software Foundation によって発行されたものです。セクション名の改変、表紙の文字から裏表紙の文字に至るまで、ライセンスは http://www.gnu.org/licenses/fdl.html を参照してください。 当ドキュメントはコピーやメディアで配布されるかもしれません。商用・非商用の場合にも GNU Free Documentation License(FDL) に従い著作権表記、そしてライセンス表記を GNU FDL に提示されている通りに、また再配布文書にも含まれるのであれば GNU FDL における制約を受けません。 Garrett LeSage? 氏は警告用の画像(メモ、TIP, 重要, 注意, 警告)を作成しました。Tommy Reynolds 氏 <Tommy.Reynolds@MegaCoder.com> は参照用画像を作成しました。それらは全て Fedora プロジェクトのドキュメント用に作成されたもので、自由に再配布できるかもしれません。 リリースノート - FC4 (2005-05-30-T16:20-0700) Red Hat, Red Hat Network, レッドハットのロゴ"Shadow Man", RPM, Maximum RPM, RPM ロゴ, Linux Library, PowerTools??, Linux Undercover, RHmember, RHmemeber More, Rough Cuts, Rawhide その他 Red Hat がベースとなったトレードマーク(商標)やロゴマークは米国内および各国において Red Hat, Inc. の商標または登録商標として登録されています。 Linux は Linus Tovalds 氏の登録商標です。 Motif と UNIX は The Open Group の登録商標です。 Intel および Pentium はインテル株式会社の登録商標です。Itanium と Celeron はインテル株式会社の登録商標です。 AMD, AMD Athlon, AMD Duron, AMD K6 はアドバンスト・マイクロ・デバイシーズ(AMD)社の登録商標です。 Windows はマイクロソフト株式会社の登録商標です。 SSH と Secure Shell は SSH Communications Security, Inc の登録商標です。 FireWire? はアップルコンピュータ株式会社の登録商標です。 その他全ての商標および著作権はそれぞれの権利保持者のものです。 Copyright(c) 2003-2005 全ての権利は Red Hat, Inc に帰属します |